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  • ハッシュタグ「#ごく初期の不育症」の検索結果6件

319.「ごく初期の不育症」と「不育症」の違いは

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319.「ごく初期の不育症」と...
同じ不育症ですから
卵(染色体異常)と子宮内環境の原因によることは
同じですが、

その違いには、3つあります。

1つ目は失う時期の違いです。
 (ごく初期の不育症では予定生理日前後までに失う!)

2つ目は子宮内環境の原因の出現率の違いです。
 (ごく初期では生殖免疫系の原因が多い!?)

3つ目は卵の染色体異常(運命)の発生率の違いです。
 (ごく初期では卵の異常の原因が70%前後!?)

#ごく初期の不育症 #ブログ

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318.「着床障害」とは「ごく初期の不育症」です 

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318.「着床障害」とは「ごく...
卵(良好胚)を何回も子宮に戻しているのに、
なぜ育たないのでしょうか?

胎のう(赤ちゃんの入る袋)が見えるまでは
(2回以上)育っていれば、それは 「不育症」 です。

妊娠反応が出る前、あるいは胎のうが見える前に
流れてしまっていれば、
それは 「ごく初期の不育症」 と言えます。


「着床障害」とは 「ごく初期の不育症」 なのです。
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299.「不育症」と「着床障害」の原因は偶然と必然、多くはその混在

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299.「不育症」と「着床障害...
「不育症」と「着床障害」の原因は、
大別して、
ほぼ偶然的(運命的)な卵の異常(染色体異常)か、
ほぼ必然的な子宮内環境の異常(体と心)の
ふたつです。

多くの場合、
ひとつの原因で、
今までの流産と移植不成功のすべてを
説明できません。

最初は偶然的な原因であっても、
子宮内への化学的物理的ストレスと、
心への心理的ストレスによって、
新たに必然的な原因が発生していることが多いのです。
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297.「不育症」と「着床障害」と「不妊症」とは?

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297.「不育症」と「着床障害...
2回以上、連続して流産・死産した状態が
「不育症」と言われています。出産後の場合でも同じです。

3回以上、体外受精による良好な胚(卵)を移植したのに
妊娠しないか化学流産に終わった状態が
「着床障害」と考えられています。

約1年間、避妊せずに性生活を行っているのに
妊娠しない状態が
「不妊症」と言われています。
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200. 私は不育症ですか?着床障害ですか?

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200. 私は不育症ですか?着...
「私は不育症ですか?着床障害ですか?」
あるいは、
「化学流産は、流産ではないのですか?」

という、ご質問を最近、よく受けています。

なぜ、わかりにくいのか。
それは、「化学流産」の医学的な解釈にあります。


「化学流産」は、
化学的流産、化学妊娠、または、生化学妊娠とも呼ばれています。
最近の国際学会では、biochemical pregnancy と言われています。

化学流産の医学的な定義としては、
妊娠反応がでても、経膣的超音波検査で胎嚢が見える以前に、
つまり、妊娠4週時点で、
その妊娠が自然に流れた状態のことを言います。


ただ、現実的には、
市販の妊娠検査薬で陽性がでても、
超音波検査を受ける以前に、
その妊娠が自然に流れた(流産した)場合、
化学流産だったのか、
流産だったのかはわかりません。


2回以上連続して流産した状態は、
不育症と定義されていますが、
この場合の流産とは、
胎嚢が見えてからの流産とされています。

その理由として、
化学流産は本当に妊娠していたのか
確実ではないということと、
化学流産の原因として
卵の質(主に染色体異常)の割合が
多いからだと思われます。

ですから、
不育症かどうかの診断上、
化学流産は流産の回数にはカウントしない、
あるいは、流産ではないと、
説明されることがあるのです。


一方、
着床障害の定義は、
まだはっきりしていませんが、
合計3~5回以上の体外受精・胚移植の治療が、
妊娠反応陰性、あるいは化学流産に終わった状態
と、考えられています。


ですから、ややこしいことですが、
合計3~5回以上の体外受精・胚移植の治療結果が、
妊娠反応陰性、あるいは化学流産に終わっていれば、
着床障害ですが、
胎嚢が見えてからの流産も、
2回以上連続して経験していれば、
不育症でもあるのです。



本質的には、
着床障害と不育症の原因論から考えて、
その時期による原因の割合と原因の種類の違いはありますが、

子宮内膜組織へ卵(胚)が入り込んだ時点から、
どの時期に発育が止まってしまったかということで、
着床障害も不育症も、
広い意味で
流産と考えられる

と、私は思います。

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186. 着床障害について: イギリスからの報告

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186. 着床障害について: ...
2012年7月の欧州ヒト生殖会議のなかで、
着床障害について、
イギリスの研究機関から下記の内容の発表がありました。


着床障害の定義として、
1. 子宮内に胎のうが見える時期まで妊娠継続ができない。
2. 少なくとも合計4個の卵(受精卵)を移植しても失敗している。
3. 少なくとも合計3回移植(新鮮、凍結卵)しても失敗している。
4. すべて質の良い卵を移植している。
5. 年齢は40歳未満である。
という5つの項目を満たしたとき
着床障害とすることが提案されました。


着床障害の原因は、
卵(受精卵)か子宮(内環境)であり、

卵は、エンブリオロジストの技術に左右される。
子宮は、ドクターの技術に左右される。


子宮内側に発育した子宮筋腫(粘膜下筋腫)、
子宮内膜ポリープ、
中隔子宮は、
着床障害の原因である。


子宮内膜の厚さと着床障害との関係は不明である。


卵管留水症があると、移植の成功率は半減する。

これは、かなり信頼性が高い報告です。

卵管炎という炎症が
卵管留水症の引き金になっている可能性が高いので、
卵管という子宮内に極めて近いところの炎症が、
移植の成功を妨げているように考えられます。


また、ひとつの研究的治療法として、

FSHホルモンが10以下の場合、
移植する前の基礎体温高温期に
子宮内膜を機械的に少し引っかくと、
移植のよる妊娠率が約60%になった。

という研究成果を発表していました。



私の印象として、

着床障害は、
移植回数、年齢、
さらに、
心理社会的因子の程度により、
大きくその予後が違いますから、

子宮内環境の危険因子の検査とその治療法は、
これからの多くの臨床実績とその研究により、
もっと詳細に
もっと明確にされていくものと思われました。



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