流産を繰り返して、初めて不育症という異常を知ったことと思います。
最初の頃は、妊娠イコール出産と思っていたことでしょう。
今では、できるだけ早く妊娠したい、
しかし、怖い。
もう一度流産したら、自分の心は凍り付いてしまうかもしれない。
自分が自分でなくなってしまうかもしれない。
流産は、もう受け入れられない。
これ以上、何をがんばればいいのか。
何を信じたらいいのか。
私はこのような患者さんを多く診ていますが、
「身も心も過剰に頑張りすぎると、
赤ちゃんは、すり抜けて逃げていってしまう。」
ような感じを抱いています。
赤ちゃんは神様からの贈りもの。
がんばり過ぎない程度に、コウノトリを待ちましょう。
妊娠されたら、結果を求めずに、
まずは、妊娠できたことに感謝してみてください。
小さな赤ちゃんの命が、
あなたのお腹の中に宿ってくれたのですから。
妊娠中の一日一日の時間を幸せに思ってください。
もし、仮に、また天国に戻っていってしまったとしても、
それまでの幸せの時間をいただいた
と考えてみてください。
もし、最後まで、赤ちゃんが出産してくれなかったとしても、
あなたは、充分がんばったのですから、
ご夫婦で充分がんばったのですから、
その代えがたい経験が、
ご夫婦のその後の人生に、
何かの道を授けてくれる
と思います。
- ブログルメンバーの方は下記のページからログインをお願いいたします。
ログイン
- まだブログルのメンバーでない方は下記のページから登録をお願いいたします。
新規ユーザー登録へ
投稿日 2009-12-08 00:41
ワオ!と言っているユーザー