66. 意志あるところに道がある
12月
5日
最初の頃は、妊娠イコール出産と思っていたことでしょう。
今では、できるだけ早く妊娠したい、
しかし、怖い。
もう一度流産したら、自分の心は凍り付いてしまうかもしれない。
自分が自分でなくなってしまうかもしれない。
流産は、もう受け入れられない。
これ以上、何をがんばればいいのか。
何を信じたらいいのか。
私はこのような患者さんを多く診ていますが、
「身も心も過剰に頑張りすぎると、
赤ちゃんは、すり抜けて逃げていってしまう。」
ような感じを抱いています。
赤ちゃんは神様からの贈りもの。
がんばり過ぎない程度に、コウノトリを待ちましょう。
妊娠されたら、結果を求めずに、
まずは、妊娠できたことに感謝してみてください。
小さな赤ちゃんの命が、
あなたのお腹の中に宿ってくれたのですから。
妊娠中の一日一日の時間を幸せに思ってください。
もし、仮に、また天国に戻っていってしまったとしても、
それまでの幸せの時間をいただいた
と考えてみてください。
もし、最後まで、赤ちゃんが出産してくれなかったとしても、
あなたは、充分がんばったのですから、
ご夫婦で充分がんばったのですから、
その代えがたい経験が、
ご夫婦のその後の人生に、
何かの道を授けてくれる
と思います。
投稿日 2009-12-08 00:41
ワオ!と言っているユーザー