「妊娠です。」と診断された後で、
今の治療法で良いのかどうか、
他の治療法のほうが良いのではないか、
と、大いに迷い悩まれる人がみえます。
そのような人から時々相談を受けています。
そんなとき、私は、
「今回は、赤ちゃんの生命力を信じて、
日々、いつものような生活をしてください。」
「何も特別なことをせずに、しかし、
水分だけは十分にとってください。」
と、お話しています。
なぜならば、
妊娠初期には、
ストレスが大きな流産危険因子であるからです。
たとえば、妊娠初期の時期に、
今までに受けた検査値の判断は正しいのかどうか、
提示された治療法で効果があるのかどうか、
他の治療法はないのかどうか、
等のご質問に対して、
そのときの担当医と違う見解をお知らせすれば、
その行為自体が、ストレスの原因となり、
そのときのお腹の赤ちゃんに
悪影響があると考えるからです。
不育症の検査は妊娠前に完了しておき、
見つけた原因に対する流産予防治療法について、
十分に納得していなければなりません。
そのうえで、次回妊娠の運命をも受け入れる
という覚悟を持って、
心おだやかに、
妊娠初期を過ごすことが最良の方法と思っています。
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投稿日 2009-11-08 19:09
ワオ!と言っているユーザー