流産や死産を繰り返して経験すると、
思いがけない人からも、
予想外のストレスを受ける場合がよくあります。
そのストレスは、たとえば、
医療者側からもあるのです。
良かれと思って言われた言葉、
また、
かたよった考えによる助言
などによるものです。
城西病院で不育症患者さんを診させていただいた当時、
その看護に従事していた助産師さん(Sさんら)、看護師さんを中心に、
医療者から受けたストレスについて調査しました。
その主な結果では、
「たまたま、2度 流産したのです。」
「5〜6回妊娠すれば1回くらいうまくいきます。」
「流産の経験なんて、ほとんどみんなあります。」
「化学的流産はよくあることだから、なかったことにしましょう。」
また、検査や治療について、
「2度の流産では検査はしません。」
「不育症には原因がないことが多いのです。」
「流産には治療はありません。」
「バファリンを飲んでだめなら何をしてもだめです。」
「ヘパリン?まったく必要ありません。」
「そんなに遠い所まで治療に行ってお金の無駄です。」
「あなたはもう手に負えません。」
などを、
な げ や り な 態 度 で言われたこが
ストレスになっていました。
最近では、医療者からではないですが、
親友から、
「あなたみたいになりたくないから、
早く妊娠したんだよ。」
と明るく言われて、
人間不信、抑うつ状態なってしまった患者さんもみえました。
以前にも書いていますが、
「3回流産すると、人格が変わる。」
と考えるまで、追い込まれてしまう場合があるのです。
ストレスと向かい合うしかないのです。
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投稿日 2009-02-23 14:51
ワオ!と言っているユーザー
投稿日 2009-02-23 15:13
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投稿日 2009-02-23 23:07
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投稿日 2009-02-24 23:46
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