686. ストレスによる慢性子宮内膜炎
8月
22日
「赤く、腫れて、熱っぽく、痛い」
というものです。
炎症反応とは体を守る防衛反応です。
身体の一部に異常が起これば、
栄養補給のため異常部位の血管が拡張して
「赤く」なり、
血管内物質を組織液に出すため
「腫れて」、
免疫細胞が発熱物質を出して活動するため
「熱っぽく」、
神経系が異常の情報を伝達するため
「痛い」のです。
「ストレスによっても、
炎症反応は起こる」 のですよ。
たとえば、
不育症、着床障害で、
慢性的に酷使されている
子宮です。
「ストレスを受けると、その生体内で
炎症を起こす物質が発生する」
ことがわかってきていますので、
その炎症物質(免疫物質等)が
体内で最も酷使されている部位に
集積されていき、
たとえば、
子宮であれば、
「慢性子宮内膜炎」となってしまいます。
免疫攻撃物質が
胚や胎盤になる細胞を攻撃してしまいます。
子宮内の細菌感染による
慢性子宮内膜炎は
ほんの一部ですよ。
ストレスが原因ならば、
ラクトフェリンや抗生物質は
効果ないですよ。