先月の日本不育症学会において、
東京の体外受精施設より、
着床障害におけるERA検査の
有用性に関する研究報告がありました。
ERA検査は子宮内膜着床能検査として、
「着床の窓」を知るための新しい検査です。
移植予定の日に子宮内膜を採取して、
236個の発現遺伝子を調べて、
「いつ移植したら良いか」
を判定する検査です。
研究結果は、
ERA結果に基づく至適移植時期に
胚移植を行った23周期のうち、
8周期(35%)が妊娠し、
その妊娠8周期のうち、
3周期(13%)が妊娠継続し、
5周期は流産したとのことでした。
この妊娠成績については、
有意に良いとも言えないので、
今後の検討が必要との
結論でした。
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