現在の着床前スクリーニングの多くは、
5日目の胚盤胞の
約128個の細胞集団の中から、
胎盤となる栄養芽細胞を数個採取して、
その細胞のDNAを増幅したうえで
検査しています。
海外の報告では、
顕微鏡検査の外見では
問題のない胚盤胞を、
着床前スクリーニング検査してみると、
年齢とともに増加しますが、
その60~70%に染色体異常が
認められると報告されています。
ですから、
着床前スクリーニング検査していない
胚移植の成功率は
10~30%と低いのです。
着床前スクリーニング検査をした
胚盤胞移植では、
胚移植あたりの妊娠率が
50~60%ぐらいで、
従来の2倍と高く、
流産率も減少しているようです。
では、問題点はないのでしょうか?
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