免疫系は、
自分以外の物質(細菌やウイルスなど)や、
異常な細胞(ガン細胞など)を見つけて、
攻撃するシステムです。
生きるために絶対に必要なものです。
免疫系が弱ってくると、
感染症や、ガンになりやすくなり、
免疫系が敏感になりすぎると、
アレルギーになりやすくなります。
受精卵と子宮内膜の関係も同じです。
受精卵は半分旦那さん由来ですから、
半分異物です。
子宮内膜内の免疫系が弱ってくると、
初期着床過程に必要な
炎症シグナルが不足して、
接着さえ不成功になってしまうようなのです。
(免疫情報伝達物質による接着因子の誘導)
逆に、
子宮内膜内の免疫系が過敏になると、
受精卵由来の胎盤になる細胞を
攻撃して死滅させてしまうようなのです。
この免疫系は
神経伝達物質によっても影響を受けています。
ですから、
治療法としては、
免疫系と神経系の状態をチェックして、
ほど良い (寛容) 状態に
調節 (治療)
することが基本になるのです。
詳しい内容は、
6月4日(日)の「青クリの会」で
お話ししますので、
ご参加をお待ちしています。
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