体外で培養した5日目の胚盤胞を
子宮内へ移植することはよくあります。
今までのヒト胚を培養液の中で
9日目の発生まで
培養できたことが世界最長記録でした。
2016年5月、ネイチャーという
世界的権威のある科学誌に、
「米国のロックフェラー大学の研究者が
ヒト胚を13日目までの発生まで
培養することに成功した」
ことが発表されました。
14日目以後のヒト胚の発生研究は、
倫理的な問題により、
多くの国や学会が禁止しているため、
13日目までのヒト胚の発生段階で、
実験を終了したとのことです。
14日目以後の胚では、
ヒト胎芽のもとが発生してくる段階なのです。
この実験成功により、
初期のヒト胚の培養環境や、
初期のヒトの発生の未知の側面が
加速度的に、
明らかにされてくるものと思われます。
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