「心のモンスター」と腹話術の関係
5月
15日
奇跡のレッスン 女子バレーボール編 。
最強コーチ フェルハト・アクバシュ(トルコ)というイケメンのコーチが、女子高バレー部の指導をしていた。イケメンだけじゃなくて国際的なすごいコーチらしかった。(こんな言い方でごめんなさい)
以前から、スポーツの指導法は腹話術の参考になると思っていて興味があったので、じっとその番組を見ていた。
すると、
「100パーセントの力でスパイクを打て」と言われても普段の殻を破れず、無言でボールを打っている生徒たちに、
「心の中に誰でも、モンスターを1匹飼っている。家では親のまえで大きな声を出したりするだろう。アタックする時にモンスターを解放するんだ。」と言う言葉で、彼女たちはハッとして変わっていった。
アタックの瞬間声が出て、身体の動きが大きくなって、鋭いスパイクが打てるようになったのだ。
自分の中のモンスターを意識すること。
そのエネルギーを解放してやること。
私にとっては腹話術という形を借りて、モンスターが出現する。
別人格の自分。自分であって自分じゃない。
色々な性格を持つモンスター。
そのモンスターに助けられて今の私がいる。
モンスターを堂々と出現させることができる、、、。
腹話術が、術者にとってセラピーとなる理由は、ここにあるのかもしれない。