ハルのブログ

僕の「寺院」感覚とはかけ離れた寺院だ。 何もかにもが巨大だ。おごそかという言葉からは無縁。 本堂エントランス。 本堂、ご本尊。 石で出来た仏陀。・・・う～ん、なんとも・・・ この木刻の観音立像(153cm)唐時代（618～907年）のもの。遣唐使達もこの様な仏様に手を合わせていたのかな・・と思いを馳せる。よくよくお顔を見れば、この様な表情の仏様は日本のどの時代にもない。日本の観音様の様に穏やかな慈悲にあふれているのではなく「おまえも頑張れ！」の声が聞こえる観音様だ。しばし立ち尽くした。

早朝ジョウギングに出掛けるか？とホテル自室１６階ベランダに出てみれば、小雨が・・・走らなくても良い口実が出来て、ちょっと嬉しいやら、今日いちに外遊びがダメか～と悲しむやら。 テイクオフのある手前の稜線。その平らな所がテイクオフ。 雨となれば僕らはダルマです。市内観光客に変身。
その行き先は埔里市内のここ。紹興酒の里、みたいな所。埔里は紹興酒の生産本拠地がある。訳は水が上質だから。 女の子が生まれた時、お酒を仕込み、お嫁に行くとき封を切る、という習慣があるそうな。 紹興酒にも幾多の種類があるのね！ 古酒。59.5度が売り。確実に火が付くね。試飲した・・・とろける様に火が出る様に、美味い！僕の好みのお酒だな。しかし外地で買って来たお酒を自分ちで飲んで、ガッカリすることがある。酒はやっぱり地産地消だよ。 酒壺 よっ！おじさん！似合っているよ。

さいえないおじさんと常時元気印群馬県のインストラクター、ガン子ちゃん。 そのさえないおじさん、サイチャ航空公園最終フライトへ。 最終ランディングしてみれば、参加者みなさんこの笑顔、ルン。（撮影：長野県青木パラグライダースクール岸さん） 焼き鳥屋のおじさんおばさん、今年も会えた。ここに来始めた25年前からずっと毎年ここで出会う。おじさんは今年78歳だとさ。お互い元気でまた来年ね！ おじさんおばさんの焼き物は、なぜか美味い。添加物ゼロ。 豚バラ肉とピーマンを焼いてもらった。320円。

気温の高い南国だから、道路脇にゴミ置き場はなく、乙女の祈りの音楽と一緒にやって来るゴミ収集車に自分で投げ込む。それも夜。

台湾料理ばっかり頂く訳じゃない。まれにあるイタリアンにも行く。今日は炭水化物を控えたい。で、近年出来たグローバル・モール５階にあるイタリアンへ。 10オンス（約280g）のUSA産ステーキ。値段の割りに美味しかった！　これだけのステーキが屏東で食べられるなら、高雄まで出掛ける事もないな。サラダ＋この10オンスのステーキ＋珈琲＝600元（約2400円）・・お買い得感あり、ルン。 屏東夜市の「関東煮」屋さん。本格的な日本と同じ味。しかし地元民はワサビと醤油をデロデロにまぶすようにして食べている。 ある日の晩ご飯。この前にセルフサービスの「自助餐（ズージューツァン」でお腹を７分目にして、この関東煮に来た。これで90元（360円） 屏東夜市は、人とバイクでごった返す。 お腹9割りまで来たら、最後の締めは、ここと決まっている。しかもこのお店に。 それは、おしるこ屋。 ピーナッツ＋おしるこ＋ごま団子、トウモロコシ＋おしるこ＋ごま団子、全部おしるこ＋ごま団子。色々な組み合わせで頂く。これ一杯で120円。これでおしまい。幸せ満腹でそぞろ歩きでホテルに戻ります。