故郷自転車漕ぎ
4月
4日
予告なしの姪とその次男坊に出迎えられ(写真)、ビックリした。
輪行袋から自転車を出し、組み立て、姪っ子とその息子にお出迎えのお礼と別れを告げ、国道9号線に自転車を乗せた。
山陰特有のドン曇り、今にも雨が来そうな空模様。しかし北東風の追い風。
米子89kmの標識に元気付けられ、一路9号を西進。おっと!朝ご飯まだじゃん。ハンガーノックアウトはもうゴメン(四国一周時でこりた)。
コンビニに附帯した讃岐うどん屋で、大盛り290円の朝食。
天気は益々怪しいゾ、でも追い風はどんどん強くなってた。平地は常時35km/時を維持。追い風で楽ちんです。
太平洋とあきらかに異なる日本海の色に懐かしさを感じ、琴浦の道の駅で、知人と会って早めの海鮮丼昼食をご馳走になり、風力発電のプロペラ設置の多さに感嘆し、追い風を味方の鼻歌気分で米子到着。
母校米子東高校の校舎裏にある勝田が丘の岩場を見上げてみた。美術の授業をいつもさぼって、この岩場を登ったな〜、と、岩場のルートを目で追うと、なんと!錆びだらけの残置ボルトがあるではないか。あれは僕が45年前に打ったボルトか?それとも後輩が打ち直したボルトか?
ちょいと感動。
通学路であった商店街を、当時のその存在を思い出しながらゆっくり漕ぐが、記憶にある商店はほとんどない。それにシャッターが降りたゴーストタウン状態。部活(山岳部)の帰りに度々寄った「ソース焼きそば屋」ももちろん面影なし。道路の幅を当時より狭く感じ、遠かった距離も近く感じた故郷の町だった。