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ヨンソンという不思議な男

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90年代のワタシ! 90年代のワタシ!



この前、ヨンソンという旧友について書きましたが、彼はなんだか不思議な男です。出会ったのは90年代前半。ヨンソンが日本の大学に留学していた頃に飲み仲間になりました。

ヨンソンはお世辞にも美男子とは言えない風貌で(ごめんね)、背も163センチの私より小柄かそれくらい。それでいて、実に堂々としていて、動作だけでなく話し方にも自信があふれています。何かあったときも、焦った姿を見たことがありません。

そんなヨンソンは25歳やそこらで、私たち友人の中では一番早く故郷の恋人と結婚してしまいました。両親と同居している家に泊まらせてもらった時、初めて奥さんを紹介してもらったのですが、彼女がまた度肝を抜くような美人!しかも美人なだけでなく、ヨンソンやヨンソンの両親の言うことを静かに聞いて、こまめに働き、常に数歩下がった姿勢なのです。ヨンソンにただの一度も口答えしたことがないそうです。

私がソウルに暮らし始めた頃、彼はなぜか宝石商になっていました。インドかタイだとかに買い付けに行くと、ヨンソンの前に宝石袋を携えた商人がずらりと列を作るんだ、と。どこで身に付けたか、ヨンソンは出される宝石を顕微鏡か虫眼鏡かで覗き、これはアウト、これは合格と分けていくのだそうです。

10年ほど前にはいきなり、家族を連れてフィリピンに引っ越してしまいました。これまたいつ身に付けたか、ばりばりのダイビングインストラクターに転身していて、フィリピンにダイビングスクールを開校。彼のSNSには、ほぼ10年間にわたって毎日、生徒や仲間との楽しそうな写真がアップされています。

ヨンソンを見るといつも、「あの底なしの自信と迷いのない行動力はどこから来るのだろう」「かっこいいヤツだなあ」と至極感心してしまう私です。


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ラスベガスも煙る山火事、原因はパーティー

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昨日のラスベガス 昨日のラスベガス


いつも青インクを落としたようなラスベガスの空が、昨日は一日中どんより(上写真)。夕方、スーパーに出掛けてみると、焦げたような匂いが辺りに漂っていました。カリフォルニア州で発生している山火事の煙が、ここまで届いているのです。

驚くことに、現在発生している山火事の一つは、「赤ちゃんの性別発表パーティー」が原因とのこと。このパーティーは、子どもの誕生を待つ夫婦が親族や友人を集めてゲームやクイズなどを催すもので、アメリカの定番の家族イベントです。

9/7の朝、ロサンゼルスの東約115キロにあるエル・ランチ・ドラド公園で行われたこのパーティーでは、主催者が色とりどりの煙が出る花火のようなグッズを使用。乾ききった草原に向けて発射したところ、瞬く間に火が燃え広がり、9/7日の段階で既に7000エーカー(東京ドーム約609個分)を燃え尽くす惨事になってしまいました。

ちなみに性別発表パーティーによる山火事は2017年にも発生しており、主催者の父親に損害賠償命令と執行猶予5年の判決が出ています。



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胸なき子の「乳がん針生検」

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胸なき子の「乳がん針生検」


昨日、友人の日本人Tさん――私と同じ‟フラット胸”とのこと――が針生検を受けたという話を聞きました。かつてアメリカの針生検はベッドに上向きになって受けるものでしたが、最近は下向きになるそうで。ベッドに開けられた穴から胸を下に垂らして(?)、その胸に針を差し込むのだそうです。

そこでふとよぎる不安。胸がベッドの厚みを抜けて下に届かない場合はどうなるのか!? 

Tさんは「私の胸はフラットだけど大丈夫か」と自虐的質問をした上で、胸とベッドの間に挟むクッションを外されてどうにかやり遂げたそうです。

私が以前受けた針生検は上向きでの施術だったので、フラット胸がますますフラットに。さらに「針(Needle)」という名前が付いていますけど、針じゃないですからね。太いドライバーみたいなスティック。それを皮膚にぶっさすのですから、医師もどこかを掴みたい。でもフラットだと掴むところがない。

私の施術は困難を極め、私のすぐ目の前で、医師が血だらけのフラット胸を掴もうとしてはつるっと滑り、つるつるつるつるを繰り返していました。フラット胸の場合は医師が勢い余って肺まで突き刺してしまう医療事故もあるそうで…そんな想像と恐怖がピークに達した頃、ついにグサーッ!

結果は良性。せめて一つだけ良いことを書いておきましょう。麻酔で痛みは全然ありません。頭の中の恐怖さえ消せれば、約10分で完了です。




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「この野郎、乗れ!」

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「この野郎、乗れ!」


私の名前「猪股」は、よく笑われます。

昔、広告代理店時代、担当ゲイバーで店長に名刺を出したら、オネエサン大爆笑で「イノシシの股って笑える~!!」。意外にも、既に大人であったこの日が初めて、自分の名前が面白系だと気付いた瞬間です(笑)。「まさかイノシシ年じゃないよね!?」――^^!

中国人に名前を見せると、「これ、名前?」ともれなく聞かれます。「猪」は中国語では「豚」なんだそうです。「豚の足」ってまじか、という反応。

そして韓国語では、「イノマ」というのはちょっと悪い言葉です。「イ(この)」「ノマ(野郎)」、つまり「この野郎」。それで「タ」っていうのは、「タダ(乗る)」の命令形で「乗れ」。だから旧友ヨンソンが車で迎えに来ると、毎回、窓をゆっくり開けてわざと偉そうに言ったものです。「イノマ、タ!(この野郎、乗れ!)」。

おかげで自虐自己紹介なら、お任せくださいの私です。



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困って見つめ合った思い出

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2000年のヒット映画『JSA... 2000年のヒット映画『JSA』のアンソンギさんなど俳優陣を韓国語でインタビュー



韓国のことを書いたので、色々思い出してきました。

90年代後半、私は晴れてソウルで学生となったのですが、同時に今経営している有限会社を個人事業主形態で運営していました。インターネット時代の到来に感謝。学校から戻った後、下宿先の小さなボロ部屋で日々、某大手クレジットカード会社の会員誌など、割と大掛かりなものを制作していたのです。

「これはペンです、ペンではありませんでした」程度が言えるようになった留学3週間目。私はクラスの終わりに先生の所へ行きました。「易しく説明してくれますか」とは韓国語でどう言うか質問し、その場で暗記して、日本の雑誌に紹介したかった人気大型銭湯へゴー!

いきなり現れた日本人に受付嬢は戸惑い、それでも社長を呼んでくれ、社長室に通されましたが、やっぱり基本文レベルじゃ、言っていることがチンプンカンプン(笑)。「易しく説明してくれますか」を連呼するけど、社長もこれ以上易しい言葉はないほどの努力は既にしてくれていました。汗をかきながら身振り手振りに写真や辞典まで駆使してくれましたが、しまいにはお互い苦笑して見つめ合う始末。

とはいえ本来なら私が反省するはずなのに、「ごめんね…」といった表情だった社長の優しさが今でも思い出されます。そして帰りには、「韓国に興味を持ってくれてありがとう」と何度も言ってくれました。そんな人々に囲まれて、私の韓国語は徐々に上達していきました。





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ソウルに住んで初めての●●

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下宿のアジュンマ(右)のキムチ... 下宿のアジュンマ(右)のキムチ作り。年に一度、近所の主婦と集まって大量に作ります。


韓国では下宿生活をしていました(90年代のこと)。ソウルの大学街には学生を何十人も住まわせている下宿屋がたくさんあります。私が住んだ下宿も学生が20人ほど住んでいました。

洗濯機は共同で全自動だったのですが、実家が古式ゆかしい二層式派だったために、私は使い方が分からず。すると下宿の親切なアジュンマ(おばちゃん)がやって来て、ボタンを押すだけで良いと教えてくれました。私は「ボタンを押すだけとは!すごいなあ!」と感心しきり。ただし「洗剤は手で入れなきゃ自動では入らない」という事実には、長らく気付きませんでした。

思えば、日本での就職一社目、新人はお茶くみ係だったのにもかかわらず全員が緑茶派だったため、私はコーヒーの入れ方を知りませんでした。2社目でコーヒーを頼まれた時に、挽いたコーヒー豆とお湯をカップに入れて出したら、一口飲んだ上司がまるで漫画のように口からコーヒーを噴き出したのを思い出しました。

意外に知らないことってあるもんですよね!



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あの頃はチョーヨンピル

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西江大学の教室にて、クラスメー... 西江大学の教室にて、クラスメートと(右から3番目が私)。

今でこそ、韓国といえば韓流ですが、私が住んでいた90年代は『釜山港に帰れ』のチョーヨンピルが‟韓流”でした。韓国に住むと言ったら「北京に住むの?」などと聞かれた時代です。

また、日本の韓国語クラスに通っていた80年代は、クラスメートの中高年女性に「どうして韓国語を習おうと思ったんですか?」と問うと非常に慌てられ、「ち、違うんです、違いますよ」と言われたような時代でした。その理由は未だ定かではありませんが、長年時折思い出しては考えた結果、もしかしたら自分は韓国人じゃないと言いたかったのかも?と推測しています(どちらでも良いのに)。

韓国に引っ越した最大の理由は、やはり私が育った福岡という立地にあります。ラジオでは韓国の放送が聞こえていましたし、自転車でぷらっと船着き場に行って、気が向いたらしばしば釜山行きの船に飛び乗ったものです。するとわずか2時間45分で釜山に着きます。

最終的に決意したのは『るるぶ』という雑誌の韓国版の編集者になってからです。韓国にちょくちょく取材旅行に行くのですが、会社がけちって雇った学生通訳さんは、なかなか通訳してくれません。長々と話し込み、時に大声で口角泡を飛ばすこと20分。しびれを切らして、「どうしたんですか?」と聞くと、「OKだそうです」とただ一言。

街角でもやたらに怒鳴っている人が多く、一体何が起こっているんだと思うことばかりでした。「知りたい。なんて言っているか知りたい!」。そんなむくむくと気持ちが芽生え、しまいにはソウルの西江大学の教室に座っていたのです。




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キットカットがやる気を見せてきた

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キットカットがやる気を見せてき...



どうでもいい話ですが、アメリカのキットカットって長らくやる気ゼロでした。

日本のように創意工夫を凝らして、色々な味や色、プロモーションを展開することもなく、プレーン味一択。変化を拒み、あえて目立たないよう努めているかのようなチョコだったのです。

それが最近では、アップルパイ味がスーパーに出回り始め、昨日はミント味まで横に並んでいました!

さらに微妙な違いの2種もお隣に!なんだなんだ、急にやる気を出してきたキットカット。アメリカ国内のアジアンマーケットで今や大人気商品の抹茶キットカットを見て焦ったのか?

この進化に、12年前の移住当時に驚かされたさまざまなトンデモ製品の、近年における急速な進化がかぶります。例えば最近の扇風機は風が出るんですよ!一昔前の扇風機は風がほぼ出ませんでした。その代わりに出るのは大音響。

食品の袋も手でちぎってあけられるようになりました。一昔前ははさみが必要だったり、瓶などは下手したら開けることができませんでした(このキットカットはまだ手では開けられないかも?)。

今でもそういう製品は残っていますけどね。でも、冬眠から目覚めたように近年、色々な製品が進化を遂げています。うれしい!

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電力会社のお願いがアメリカらしい

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電力会社のお願いがアメリカらし...


先週、ネバダ州の電力会社から住民に2日間の節電のお願いが来ました。こういうのって日本では経験したことがないのですが、18日と19日の午後2~10時だけ、「できるだけ」節電してくださいというゆる~いものでした。

ですがご近所アプリNextdoorを見ると「がんばって節電しよう!」という投稿まであって、アメリカ人にしては珍しく積極的でちょっと意外。しかしよくよく皆の会話を読んでみるとギャー、電力が足りなくなって突然停電になったりすることもあるようで、「46度の気温でエアコンが使えなかったら死んじゃうよ!」と皆、マジモードでした。

それならがんばらねばなるまい!

この8時間の間に市民がするべきこととして、まず‟エアコンの温度設定を高めにしましょう”というのがありました。日本では環境省が推奨しているのは28度で、うちもこれくらいです。しかしこの節電タイムでネバダ市民が推奨されたのは…「25.5度」。高めのはずなのに、逆にひくっ!普段どれだけ低くしているのでしょ!

また「ガスコンロやオーブンを使った料理は避けましょう」という項目も特筆すべき点です。これにはアメリカ住宅のポンコツぶりが表れています。まずオーブン料理好きなくせに、オーブンを使うと家じゅうが暑くなる可能性大(新築を除く)。ちなみになぜだかアメリカの換気扇というものは、音だけはテレビの声も聞こえなくなるほどうるさい割に、その多くが匂いや煙を家の外ではなく中に吐き出します。

なお、夕食時に火を使った料理ができないなんて言われたら日本では苦情が出そうですが、アメリカでは大丈夫。ハムとチーズをパンにぱたっと挟めば立派な夕食になるし、一方が専業主婦/夫であれテイクアウト率も高いので、問題なしです。

この2日間はなんだかむずむずとミートパイを焼きたくなったのですが、自分を抑えて、ゆるい節電期間を終えました。

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非常識な投稿

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非常識な投稿
昨日、ご近所アプリNext doorを見ていたら、「売ります」コーナーに干からびた動物みたいなものがアップされていました。開いてみたら白い猫の死体!商品名は「本物の猫のミイラ」ですが、ミイラでも何でもない、単なる乾燥した新しい死体でした。

しかもその説明文がひどい。

「これは本物の猫のミイラです。1999年に発見されたもので、ギャグギフトとして私に贈られたものです。乾燥していて、臭いはなく、虫も付いていません。そろそろ次の猟奇趣味者にFluffyを渡す時が来ました」

まさかのギャグギフト。かわいそうな猫!

人間に見つけられるような場所で死んでいたなら、飼い猫だったのかもしれませんね。私の犬の亡骸がギャグギフトにされていたら呪いますよ(涙)。

せめて埋めてほしかった。それどころかタダでもらった物を$155で売ろうとしているさもしさよ。世の中には変な人がいますね。心の中で、天国の愛犬アルジンに、この子の世話を頼みました。

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