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いつでも日本のために。

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いつでも日本のために。
 「仕事をするとき、いつでも日本のために、そして誰かのためになれるように心掛けている」と言ったら、デザイナーさんから笑われてしまいました。

 本当、理想論ですよね。分かっています…でも、いつもいつも私の心の中にはその思いがあるのです。原稿を書くときや何かを編集するときも「これを読む人がひと時でも日常の疲れを忘れて楽しんでほしい」と思いますし、日本企業のお手伝いをするときは、全米で大ヒットして日本を潤してほしいと思います。

 このような気持ちが強くなったのは、何より以前取材させていただいた台湾のおじいちゃん、おばあちゃんの影響でしょう。日本の植民地時代に教育を受けた「日本語族」と呼ばれるおじいちゃん、おばあちゃんは、今でも流ちょうかつ美しい日本語を話されます。時に難しい詩を詠われ、その意味が分からないでいると、「自分の国の言葉をもっと大切にしなさいよ」と諭されます。「日本語は美しいよ、日本語を、日本を守ってよ」と。そんなおじいちゃん、おばあちゃんが口をそろえて「日本の教育は素晴らしかった」とおっしゃいます。なぜって?常に「公」を考えて行動するように教えるからだよと。戦争しろという意味じゃない、でも日本に生まれたなら、日本をもっと大切にしてほしいんだと。

 このハッとさせられる助言をたくさんの方にいただいた後、私はいつも公を思いながら生活するようになりました。

そして上の写真。アメリカ人の誕生日パーティーに招かれた時の私のギフトです。

 そう、資生堂のシャンプー「ツバキ」です!日系スーパーで買うと、シャンプーとトリートメントで33ドル(3500円)ぐらい(日本で買うのと違って高いでしょ?)。

 へ?なんでこんなもの、と思われるかもしれませんが、アメリカにはなかなかアジア人の黒髪をサラサラにするシャンプーがありません。使えば使うほど、髪がボロボロになるものが多くて…。私自身もある時ツバキを使ってみてびっくり!1日ごとに絡まりが取れていき、一週間後にはサラッサラになったのです。

 だから私はこの素晴らしい日本の製品をアメリカに広げるんだと心に決めました。アジア系の方に限ってですけどネ。金髪にはもしかしたら合わないかもしれませんので。でもアジア人の間で噂になり広がって全米でヒットしたらいいなあと願っています。途方もない夢ですけど、もしアメリカに住む日本人がたくさん「日本製商品振興大使」になったら、きっと何かにつながると思うのです。とはいえ、他の人にこういうことしましょうよと勧める勇気はありません(^^!)。

 他にもこれはいい!と思った日本製品があれば、皆に配っています。今のところ、大好評なのが、「トイレその後に強力1滴消臭」です。https://www.kenko.com/product/item/itm_6913542972.html
こちらはうちにいらっしゃったお客様に「このように使ってね!1滴たらすだけよ」と伝えると、皆さん、使われた後に「これはどこで売ってる?!」となり、日系スーパーでたくさん買っていかれます。あとはダイソー(アメリカに大進出中)の商品ですね。簡単に千切りができるピーラーなど便利グッズは皆感激してくださるので、ダイソーにお連れします。

 バカでしょ?そんなことしても何も変わらないよと思うでしょう。でも大好きな、大切な日本のために何かしたいなあと、小さいことでもいいから、何かしたいのです。


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ロサンゼルス在住ライターのLA通信★どうやったら「残業なし」が可能なの?

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~「働く女性のLife Des... ~「働く女性のLife Designマガジン アヴァンティ」に執筆の連載コラムより~ 
http://www.e-avanti.com/43246
 先々月号の「子育てと仕事の両立」の回で、「アメリカ人男性と結婚した日本人女性がまず驚くのは夫がまっすぐ帰ってくること」と書いた。そして「残業なし社会」が子育てを大いに支えている、と。すると、編集部のTさんから「どうやったら „残業なし〝 が可能になるのでしょう」という質問が来た。

 確かに。やってもやっても終わらない仕事の山、残業しても足りない時間。そんな仕事現場で、皆が毎日定時に涼しげに帰れるというのは、どんなからくりがあるのか。
 その答えは簡単。有無を言わせぬ最大の強制力―そう、法律だ。アメリカでは「サービス残業」は1時間でも違法である (※1)。2015年度には1万496件 (※2)が摘発され、78%が適正な支払いを課されている。しかしまともな会社なら、一般的には摘発と訴訟による損失の方を恐れて、残業をさせないマネージメントに力を注ぐ。

 ちなみに、残業させる場合には「残業時間に対して通常賃金の1・5倍」を支払わなければならないという法律もある。アメリカ政府は意図的に企業に金銭的負荷をかけ、残業を減らす働きかけをしているのだ――もしかしたらこれは、日本の未来図かもしれない。

 法律が厳しくなったとき、人の意識は変わる。無料で残業させることができないどころか、1・5倍の残業代を支払わないといけないとなると、企業は「時間内に終わらせられる人」を評価するようになる。日本では残業はガッツの証になりがちだが、アメリカでは仕事が遅い証。下手したら残業したことが原因で次の解雇リストにも載りかねない。

 サービス残業のない社会は、人材リサイクル社会へと変化する。あなたが社長なら、何もできない新卒と、雇ったその日から即戦力となる経験者のどちらを選ぶだろうか。ゼロから教えなければならない初心者でも、定時の後は1・5倍の残業代を払わなければならない。資金的に余裕のある会社以外は、経験者を選ぶ可能性が増えてくるだろう。実際、アメリカには日本のような新卒至上主義はなく、30代、40代でも「実力と経験があれば」転職への壁はない。あなたが懸命に努力して得た実力と経験は、勲章となり、どこへでも付いてくる。一方で、それらを持ち合わせていない人には厳しい環境(解雇など)になる。

 アメリカが「人材リサイクル社会」としてうまく進化を遂げたのは、日本と違って年齢にこだわらない社会というのもある。人に年齢を聞くのはご法度、さらには履歴書に年齢を書くことも禁止、面接時に年齢を聞くことも禁止というアメリカ。「残業なし」という実力主義社会が訪れたとき、日本にも年齢や入社年度にこだわらない職場感覚が浸透、もしくは意識的にそう変える必要が出て来るかもしれない。

※1 報酬なしで残業をさせても良い場合もある(役職付きなど)。
※2 アメリカ労働省 https://www.dol.gov/whd/data/datatables.htm#panel1

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