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  • ハッシュタグ「#コロナウィルス」の検索結果15件

コロナウィルス下のアメリカ:アジア人差別はあるか

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平常時のインスタントラーメン売... 平常時のインスタントラーメン売り場
――まず、コロナ以前にアジア人差別をされたことがあるか?

カリフォルニア州南部のアジア人はほぼ見かけないベンチュラカウンティー、アジア人の多いロサンゼルス、そして現在、ラスベガスの3カ所にトータル12年間住んでいますが、正直、全く、そんな体験はありません。それどころか、皆さん、とても、いや、とっても親切でした。私の日本人の友人も皆、言います。差別されたことなんてないと。新聞とかでそういう事件を見たことがありますけど、面白いですね、ああいうのを見ると、まるでアジア人差別がたくさん起こっているような印象を持ちます。


――では、コロナで甚大な被害が出ている現在のアメリカではどうか?

少し前、イランの感染者が爆発的に増えてきた頃、私の親友Sちゃん(在米40年)が「昨日さ…」と切り出してきました。

「中東出身風のおじちゃんとエレベーターで2人っきりになったわけ」
「それで?」
「そのおじちゃんがさ、私を見るなり二の腕を自分に口にあてて明らかに防御し始めたのよ」
「えー!」

でもさすがSちゃん、「おめーの方こそだろ!って思ったわけよ」と大爆笑しながら言います。

なんだかコミカルです。アジア人と中東出身風の人が密室でお互いをばい菌か!?と恐れて見合っている様子。それにしてもSちゃんは、何歳になっても箸が転げても大爆笑の人です。


私も差別体験を無理やり絞り出してみると、1つあるかもしれません。

先月、ウォルマートに行った時、インスタントラーメン売り場の前でじーっとラーメンを見つめていたら(棚が空っぽで、見知らぬ豚骨ラーメンが数個、転がってただけだったので)、すぐ背後に白人の子どもが走って来ました。

「I want to eat this!」
するとお父さんが私の背中にとてつもなく大きな声で
「No! That is from CHINA!!!!(「チャイナ」を超強調)We are not going to eat such a thing!(うちはそんなもの食べないから!)」。

最初に思ったのは「あれ!? 売れ残ってるのは日本の豚骨ラーメンですよ!」

次に思ったのは「アメリカのインスタントラーメンに中国製ってそんなにあったっけ。ニッシンとマルチャンが主流のはずでは!?」

そして最後に思ったのは、「あれ、私って思いっ切り見た目が中国人じゃん!私に言いたかったのかな?」(←遅い反応)。その棚の前には私しかいなかったので。もし私が中国人だったら、私の背中に向かってでっかい声でこんな風に言われたら、傷ついちゃいますよー。

それよりも何よりも、あの白人の子どもがかわいそうに思いました。あの「チャイナ!!」の言い方は子どもでも「悪い物」と感じ取ったでしょうに、中国の物は全部悪いんですかね。子どもは素直ですから、学校で中国系のアメリカ人を見たら、からかったり虐めたりしたくなるでしょう。

本当はこの「誰かを憎みたくなる」時期にこそ、憎しみをやみくもにぶつけることを親として推奨するのか、それとも中国系のお友達の気持ちなどを考えてみる機会にするのか、親は冷静になるべきと思うんですけどね。

それ以外は、まだ友人もアジア系の夫も含め、まだ誰からも特に「コロナで差別された」という話はありません。聞いても「ないよ」の一言です。



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#アジア人差別 #アメリカ生活 #コロナウィルス

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5/5 コロナ下のラスベガス:解雇の嵐

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MGMのベラージオホテル MGMのベラージオホテル
2020年3/15日、ラスベガス経済の屋台骨ともいえるカジノ大手MGM Resortsは、ラスベガスのホテル13軒の営業を一時停止すると発表しました。きらびやかなホテルの数々がこの日を境に休業し、現在もまだ再開日は決まっていません。

それより早い3/13日の段階で、ネバダ州の知事は緊急事態宣言を発表。この段階のネバダ州の感染者はまだたったの1名でしたから、とにかく早い決断です。続く3/18日には全てのカジノ営業を停止させる「緊急指示宣言」を発令。そして3/20日は「必須/非必須ビジネスの緊急規制」、つまり生活に必須なスーパーや薬局などは営業可能で、その他の美容室や雑貨店などはクローズするよう指示が出ました。なお、飲食店の営業は可能ですが、テイクアウトのみとなっています。そしてこの規制が、今日まで続いています。

これら一連の決定は、日本と比べれば非常に速いと言えるでしょう。ちなみにネバダ州の土地の面積は日本の75%にもなります。言ってみれば日本より少し小さい1つの国のような感じです。そこに日本の人口の約半分しか住んでいないのですから、感染の危険度は必然的に日本よりも低いはずで、そういった視点から見てもすさまじく速い速度です。

さて、ここまで決断が速い速いと書きましたが、うどんの出前ではないので、速ければ良いというわけではありません。日本では企業の営業が一時停止になったとしても、経営者はできるだけ最後の最後まで解雇を避けようと努力してくれるでしょう。しかしアメリカでは違います。カジノの営業停止指示の翌週には、私のご近所の家や知り合いはほとんど「あっさり」と言える速度で解雇されました。鮮やかなほど、素早い対応です。子どもが中学生の我が家のお隣も夫婦そろって、そのお隣も、裏も、子どもが生まれたばかりの前の家も、知っている限り全員解雇。全てが高速展開です。

今年のネバダ州の失業保険申請者数は、地元紙『Las Vegas Sun』が4/24日に発表した記事によると、既に約37万人。失業率は州史上最悪となる17%にも達しています。日本の『東洋経済』の4/17日に掲載された記事では、日本の失業率はこれからコロナウィルスの影響で「3.3%にも達する」と予測しています。17%と3.3%を比較してみるだけでも、現在ネバダ州が置かれた非常に苦しい状況が分かるでしょう。

https://lasvegassun.com/news/2020/apr/24/nevada-unemployment-rate-hits-record-17/

https://toyokeizai.net/articles/-/344140

「潔くクローズ」することは諸刃の剣。潔ければよいほど失業率は潔くはね上がります。よって私は日本政府が取っている、ダラダラ作戦はなかなか良い線だと思います。日本政府はこういったグレーゾーン進行が得意ですね。ただ、カジノのような「密」な場所が、街の中心となる(いってみれば、パチンコタウン)ラスベガスで、ダラダラ作戦は厳しいと思います。感染の巣窟のようなイメージが付いたら、その後の街の再生にも悪影響を及ぼすはずです。なので、ラスベガスはラスベガスで最善の方法を取っていると判断できるかもしれません。

もちろん失業保険や補助金の給付も早いです(ついでに「枯渇」も早い可能性大)。こればかりは日本政府も見習った方が良いと思いますが、早いというのは、多くの場合、問題を起こしながら都度訂正していく方法でもあります。日本人はそういう文化に慣れていないかもしれません。これに関しては、また時間があれば、詳しく書いてみたいと思います。

さて、最後にここまで頑張っているネバダ州の死者数は、今日の段階で223人にもなります。人口が日本の約半分のネバダ州なので、乱暴に仮定してみると日本でいえば446人亡くなった感覚です(日本の死者数は本日510人)。個人的にはこれほどの規制を続けているのですから、もう少し結果が出てもいいと思うんですけどね。そこにまた、病院になかなか行けないアメリカの、別のテーマが見え隠れします。


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#アメリカ生活 #コロナ #コロナウィルス #ラスベガス #猪股るー #自粛

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コロナウィルス★お籠り生活を楽しもう

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真似して作ってみた中国の焼餅。... 真似して作ってみた中国の焼餅。あまりおいしそうじゃない…でもカリッカリに焼けておいしかったんですよ!


コロナウィルス騒ぎが始まってから、続けて見ているYouTubeの番組があります。

中国は武漢に住むある一家の日常を撮影した、他愛もないと言えば他愛もない投稿なのですが、ほぼ家の中に閉じ込められた人々の大変な生活の様子を少しですが理解することができます。

ビデオはこちらです↓
https://www.youtube.com/watch?v=n7mo360f8S0&t=335s

優しいご主人とかわいくて料理上手な奥さん、そしてBabyと呼ばれている小さい男の子の3人家族。家から出られない、仕事にも行けない、会社からの給料は振り込まれなかった、けれども食料を買い、電気代などを払い、サバイバルしていかなければならない――そんなストレスフルな状況の中で、ご主人も奥さんもいつも明るく優しさにあふれる声で互いに話しています。

私はこういう家庭に憧れます。なぜなら私が育った家では、母が「家族だから言いたいことを言い合おう」という信条を強く持っていたからです。よって家族間では「自分が持つ中で最も悪い声と態度」で「互いを罵り合う」ことが認められていました。私は幼い頃からこれが本当に嫌でした。仕事や学校で疲れ切って家に戻っても、そこに安らぎはありません。こういう町全体が封鎖されるようなストレスフルな状況の中では、私の実家なら罵詈雑言が飛び交い、最後は家庭内殺人に発展しているかもしれません(とはいえ、苦労して育ててくれた母には感謝しかありません!)。

だから私は「もし自分が家庭を持ったなら…」といつも考えていました。「私は、一番大切な家族だからこそ一番優しい声で話すんだ」。

そういう私ですから、この武漢の一家族の明るく優しい言葉遣いにいつも心が温まるのです。

待機生活では結局、「家の中でどう楽しむか」が重要になります。このビデオに登場するかわいい奥さんは料理がとても上手で、全ての料理(炒め物、揚げ物、スープも)を一つの大きな中華鍋で作ります。それ以外にも、ある日は大きな瓶で白菜の塩漬けを作り、ある時はホットプレートで中国の焼餅を作るなど、どれも本当においしそうで、真似してみたくなります。

そして昨日、私も奥さんが作っていた焼餅を作ってみました!(上のリンク参照)

暗い気分になったら本当に意味でコロナウィルスに負けたもの同然ですから、元気良く過ごしたいものですね。

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#アメリカ生活 #コロナウィルス

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アメリカで手作りアロマオイル抗菌スプレー《ウィルス対策》

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アメリカで手作りアロマオイル抗...
以前取材させていただいたアロマテラピスト・Yoriko Walker先生のレシピで、アロマオイルの抗菌スプレーを作ってみました。

先生直伝のこのレシピはとてもシンプルで、誰にでも手軽に作れるのが特徴。さらにアメリカでの材料購入法も詳しく教えてくださったので、アメリカ在住でも挫折することなく作れます。

→→詳しくは日系情報誌『ライトハウス』のアロマ特集をご覧ください。
http://magazine.us-lighthouse.com/publication/?m=12396&i=559369&p=68&ver=html5

作ったのは上の写真のレシピです。

材料は既に持っていたので、制作は5分で完了。
やっぱり自然のものっていいですね!優しい香りがたまりません。
うちは洗濯物を部屋干しするので、早速、洗濯物のまわりにもシュッシュしました。

実は夫の職場用に作ったのですが、夫からは「そんな(女子っぽい香りシュッシュとか)、やだよ」と断られてしまったので、ちょっとがっくり(笑)。たくさん作ったのにどうしましょ。どなたか近所にご希望の方がいらっしゃったら差し上げます…。

Yoriko先生のハーブ・アロマ・アカデミー・オブ・シアトル jaromalab-usa.com

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コロナウィルス騒ぎの中、中国の旧正月パーティーに参加することに

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結構大はしゃぎ… 結構大はしゃぎ…
新型コロナウィルスに関しては、早いうちから敏感になっていた私。今年ばかりは各カジノホテルの華やかな旧正月デコレーションも決して見に行かないと心に決め、さらにはお気に入りの中国系スーパー、ついで密閉空間のカジノにもしばらく行かないことにしていました。

そんな中、約1カ月前。カジノのVIP客である義姉さんが、ホテルでの着席フルコースのディナーチケット(ショー付き♥)を譲ってくれると言うのです。「Really!?」。“フードコートでの食事”が唯一の贅沢である私と夫は、大喜びで飛びつきました。

チケットをディナー会場の入り口で渡してくれるというので、2人でワクワクして訪れたら、なんとなく会場の周りの装飾が真っ赤。赤いランタンが大量にぶら下がっています。嫌な予感…。会場に入ってみると、思いっ切り、「Happy Chinese New Year!」の会場でした!

う…思わずひるんだ私ですが、優しい義姉さんの手前、「あ、ありがとう!!」と言って覚悟を決めるしかありません。「ショー」とは、おめでたい獅子舞ショーのことだったのです。

興味深かったのは、ホテルの中国人客への熱烈歓迎ぶりです。「あけましておめでとうございます!」という中国語での挨拶が終わると、ビデオメッセージが始まり、支配人や各部署の代表者が「中国の旧正月を私たちは祝います」「中国の皆様、ようこそおいでくださいました」と、並々ならぬ歓迎の意を表します。中国人客は、ラスベガスのカジノにとってもやはり重要な存在なんですね。

同じことはフィリピン人客にも言えます。このホテルでは年に何度も、フィリピン人有名歌手によるコンサートが開催されています。アメリカ人は誰も知らない歌手ですが、フィリピンの人々がどどーっと押し寄せます。そしてコンサートの後はどどーっとカジノへ。

さて日本人客に対しての歓待は?日本人接待的なイベントは、私はまだ見たことがありません。日本人はお金は持っていると思いますが、やはりカジノで散財という率は中国人やフィリピン人よりも少ない、つまりカジノのメインターゲットではないのでしょう。

贅沢な中華料理のフルコース、飲み放題のお酒、獅子舞や歌などのステージを期せずして(かつ恐る恐る)堪能した私は、この日、ようやく2020年が明けたような気分にもなりました。しかし、正直な友人たちからは「2週間は近寄るな」と言われてしまいました(その気持ちは分かります…^^!)。

そしてどうにか1カ月過ぎ、感染していないことが分かり、ほっとしてこのブログを書いてみました。が、カジノの街はいかにも感染が広がりそうな環境ですからね、来週はどうなるか分かりません。

皆様もどうぞお気をつけて!

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#カジノ #カジノホテル #コロナ #コロナウィルス #コロナウイルスの影響 #ラスベガス #中国人客 #旧正月イベント

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