11月
29日,
2021年
こどもボランティアスクール『ブラインドサッカーをやってみよう!』
11月27日(土)に「こどもボランティアスクール」の5回目の講座を開催しました。
今回のテーマは『ブラインドサッカーをやってみよう!』でした。
(※「車椅子ツインバスケをやってみよう!」を予定していましたが、都合により内容が変更となりました。)
「ブラインドサッカー」とは、視覚障害がある人でも楽しめるよう考案されたサッカーで、パラリンピックの正式競技にもなっています。ゴールキーパー以外はアイマスクを装着し、音の出るボールを用いてプレーします。国際大会以外では、アイマスク着用で、晴眼者(視覚に障害のない者)も参加でき、障害のある人と一緒に楽しめるスポーツです。
今回は、岐阜で活動されているブラインドサッカーチーム「ミカーレ岐阜」の皆さんにご協力をいただき、子どもたちはアイマスクを着用し、準備体操や歩行体験した後、音の出るボールを使って、ドリブルやシュートの体験を行いました。
子どもたちは、初めての経験に戸惑いながらも、仲間の声を頼りにしながらボールを追いかけ、見事にシュートが決まると、歓声を上げていました。
体験の後、ミカーレ岐阜の皆さんが、1対1の実演をしてくださいました。子どもたちはパスやボールを見つける難しさを味わったからこそ、ボールを足元から離さずにキープし、ドリブルする様子を見てとても驚いていました。
今回の体験を通して、視覚から情報を得られないことの不自由さ、相手の立場に立って考え分かりやすく伝えることの大切さを学ぶことができたと思います。また、「今度、街で困っている人を見かけたら声をかけて手助けしてあげたい」と感想を話していました。
次回はこどもボランティアスクールの最終回です!令和4年1月9日(日)に、ボランティア探検隊として「まちのやさしさを探してみよう!」を予定しています。頑張りましょう。
尾西支部