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492.運命は不変、生き方は可変

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492.運命は不変、生き方は可...
約40年間、日々、
不育症の方と接して、
人の運命を痛切に感じています。

一例ですが、
ご夫婦ともドクターで、
ご夫婦とも染色体検査は正常
であるのもかかわらず、
何回も、妊娠中期に
子宮内胎児死亡を経験されていました。

当院でも
可能性のある治療はすべてしましたが、
残念な結果に終わってしまいました。

死産児の運命を知るために、
普通の染色体検査ではなく、
染色体の微小欠失や微小重複まで
検出できるマイクロアレイ検査をした結果、
微小染色体の不均衡が判明しました。

子宮の中だけで生きられる
数か月間の命だったのです。


運命的な出来事だったのです。


夫婦どちらかの微小染色体の均衡転座が
原因である可能性をお話ししましたが、
検査はされませんでした。

きっと、
ご夫婦は運命を呪ったことと思います。


運命は変えられませんが、
これからの
ご夫婦の生き方は変えられます。

死産した子供たちのためにも、
運命に負けないよう
お祈りしています。



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#染色体検査

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491.ポイントは胎盤になる細胞を増やすこと

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491.ポイントは胎盤になる細...
精子と卵子がであった(受精)とき、
細胞は、一つですが、
それから倍々に増えていきます。

そして、
胎児になる細胞集団と
胎盤になる細胞集団に分かれるのです。

子宮の中で
まず胎盤になる細胞が増えないことには、
赤ちゃんは育ちません。


なぜならば、
胎盤という細胞集団が、
胎児にとっての肺、肝臓、腎臓等の役割を
荷なっているからです。


胎盤になる細胞が増えるためには、
酸素や栄養が必要ですから、
子宮内膜環境が
水はけの良い肥えた土のように
なることが大切です。

また、胎盤になる細胞も
半分は夫由来ですから半分異物ですので、
それを受け入れる免疫状態になるため、
こころもからだも
青空に浮かぶ白い雲のように
なることも大切なのです。

ワオ!と言っているユーザー

490.受けた治療法から考える

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490.受けた治療法から考える
流産や胚移植不成功を繰り返し、
一通りの検査を受け、
治療したのに、
まだ辛い状態にある方へ。

今まで受けた治療法からも、
これからの事を考えてみてください。


ホルモン治療、
身体的安静治療、
漢方・ビタミン内服治療、
手術治療、
アスピリン(ヘパリン)治療、
ステロイド内服治療、

上記の治療法は、
ほぼ一般的な治療法です。


これら以外に、
免疫グロブリン大量点滴治療、
子宮内洗浄(培養液等)治療、
イントラリピッド点滴治療、
子宮内膜スクラッチ治療、
夫リンパ球接種免疫治療、
精神(薬物)治療、
ピシバニール接種免疫治療、

などが、
重複して行われています。

それぞれの治療法は
一般的なものではないため、
具体的方法と治療成績は
施設ごとに違っています。


同じ治療法を繰り返し行って
良い結果が得られていなければ、
その治療法が不完全である
可能性が高いのですよ。


ワオ!と言っているユーザー

489.治療法は免疫系を刺激?抑制?

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489.治療法は免疫系を刺激?...
免疫系は、
自分以外の物質(細菌やウイルスなど)や、
異常な細胞(ガン細胞など)を見つけて、
攻撃するシステムです。
生きるために絶対に必要なものです。

免疫系が弱ってくると、
感染症や、ガンになりやすくなり、

免疫系が敏感になりすぎると、
アレルギーになりやすくなります。


受精卵と子宮内膜の関係も同じです。

受精卵は半分旦那さん由来ですから、
半分異物です。


子宮内膜内の免疫系が弱ってくると、
初期着床過程に必要な
炎症シグナルが不足して、
接着さえ不成功になってしまうようなのです。
(免疫情報伝達物質による接着因子の誘導)


逆に、
子宮内膜内の免疫系が過敏になると、
受精卵由来の胎盤になる細胞を
攻撃して死滅させてしまうようなのです。


この免疫系は
神経伝達物質によっても影響を受けています。


ですから、
治療法としては、
免疫系と神経系の状態をチェックして、
ほど良い (寛容) 状態に
調節 (治療)
することが基本になるのです。


詳しい内容は、
6月4日(日)の「青クリの会」で
お話ししますので、
ご参加をお待ちしています。



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#免疫

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