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イタリア・スペイン(もしかしたらフランスも)旅行

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01/29/2022










読む本がなくなった。
休んでいることが多いので、ベッドの中、或いはリクライナーに腰掛けて本を読む。
昨日は江國香織氏の冷静と情熱のあいだRossoを一気読みした。
その前に、辻仁成氏によるもうひとつの物語を読んだ。
もう随分前に執筆されたものらしいが、初めて知った。目にしたこともなかったし、聞いたこともなかった。
映画にもなったらしい?まったく、知らなかった。
恋愛小説は苦手で敬遠がちだけど、読んでみると、お互いがそれぞれの視点で書かれているので、距離感があって良かった。


本を読んだ感想はさておき。

これを読みながら、あぁイタリアに行こうと計画してたんだった、、、、と、思い出す。
4姉妹の旅行。
それぞれが行きたいところを言い合い、旅を計画するのは一番下であるわたしの役目だった。
いくつか旅行会社に連絡もした。
3人は日本から、1人はアメリカからで、イタリアで合流したい、と申し出ると、3人分のパッケージは出来るが、もうひとりは(わたしのことだ)、ちょっと、、、と、渋られた。
その人は個人でするしか、、、と。
それを聞いた姉は、じゃぁmは一度こっちに帰ってきて、4人揃って日本から出発すれば良い、と言った。
簡単に言うけど、体力的にもキツいし何より費用的に無駄がないか???
いや、お金はどうにでもなる!

なーんて話で盛り上がったのだ。
そして、イタリアはローマは絶対、そしてフィレンツェも行きたいね、ミラノはどうよ?ミラノはなくても良いか?ベネチアは?
スペインに行きたい。
えースペインまで行くくらいなら、じゃぁフランスのルルドに行こうよ、母ちゃんの行きたかった、ルルド!

そんな話をしていた。
姉1は、色々決まったら教えて。必ず行くから。でもスペインは絶対に入れてね。
姉2は、お金の心配はしなくて良い。行きたいところも特にない。mが決めてくれればそれで良い。
姉3は、美味しいワインと料理のあるところがいい。あんまりあちこち行きたくないかな。

てんでバラバラ。

でも、決行しそうなところまで計画を立てていたのだ。
姉たちには最後の最後まで言わないでおこうと、ひとりでちまちまと計画を立てていたのだ。


あれから2年です。

2年のうちに、4姉妹はそれぞれ歳をとりました。
体力的な問題もあるけれど、何より精神的にどうかな、というところ。
みんな(わたしも含めて)歳とともにますますわがままになっているし。
英語を話すのはわたしだけだというのもちょっとねぇ、、、キツい。

2年前、娘と姪っ子るぅちゃんにに打診したら、ふたりとも「行く行く〜!」と言っていた。ちゃんと自分の費用は自分で出すということで納得してくれている。大人おとな〜。
るぅちゃんは姉1の娘。3人の叔母たちを第2、3、4の母と思ってくれている(らしい)。甘え上手。そして場を和ませてくれる天才。
娘はもちろんわたしよりも数千倍英語もコミュニケーション能力も優れている。したがって、彼女に指揮をとってもらうつもり(これでわたしもゆっくりワインが飲める〜)。


なんて話していたのが2年前。

2年のうちに、娘もるぅちゃんも、4姉妹旅行のことなんか忘れてしまっただろう。そして、彼女たちの人生において、もっと大切なことが出来て、4姉妹のお世話なんか、する気ないだろうな、、、、残念。


長々と書いたが。
この2つの物語を読んで、わたしの中でイタリアが近くなった。4姉妹イタリア・スペイン(もしかしたらフランスも)旅行を、心新たに思い出した、ということ。
これ、もしかしたらもしかする。
この夏は難しくても、きっと来夏。
そんな予感がしたのです。









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