詩を書こう
6月
3日
そう思い意味がわかりにくい
個性のない感じで綴ってみても
新しいくもない詩ができあがり
途方にくれる言葉は
正直であることを教える
それなら何を語るため
生まれてきたのだろう、なんて
さも自分を強調したのなら
吐き出した無意味が尖り
胸に刺さってくるのだから
なかなか詩は使いこなせない
それでいい、と言っている自分もいて
所詮は鼻歌のように
気張らず、走らず、怒らず、頬を緩ませ
自然の自分をさらけ出せばそれでいい
詩は自分を越えない言葉しか認めず
もし越えたとしてもそれは新しい詩ではなく
詩人が亡くなってから詩が成長するという話だ
さあ、いつもの詩を書こう