部屋には鉛筆も紙もありません だから歌っているわけです カラカラ、コンコン、カンカン と、伴奏が僕だけに響いています 無いはずのあったりする世界で やっと笑えた気がしています 誰にありがとうを伝えよう 誰もいないけれど 誰かにありがとを言ってみたい 今、僕は熱くなっています なんとか、の向こう側に ガラクタが歌っています ひとがいなかったり 僕が迷走したりするならば カンカン、コンコン、カンカン と、聴こえてくるわけです ガラクタが歌っています それが救いだったりします 僕の声に笑えた気がしています