タイトル: 「ララ物資で日本を救った日系人」
概要: 1945年、第二次世界大戦で日本は敗戦し、国土は荒廃して極度の食料難に襲われました。これに対し、アメリカの民間奉仕団体を中心に、多くの救援物資が日本に送られました。救援物資はララ物資と呼ばれ、1400万人の困窮する日本人を助けました。戦勝国アメリカに住んでいた日系人は、多くの人がさまざまな差別を受け、生活も豊かとは言えないなかで、多額の義援金を集めて日本に送りました。今回はララ物資の概要と、ロサンゼルス、サンフランシスコ、ニューヨーク、シカゴなどの日系人がどのように日本救援活動をしたかについてお話しします。
講師:斎藤 三知雄(さいとうみちお)氏プロフィール
現代史研究家。早稲田大学卒業。南カリフォルニア大学大学院修了。日本安全保障・危機管理学会会員。ローカライゼーション産業に従事するかたわら、歴史研究に着手する。全米のアーカイブ(米国立公文書館、米国議会図書館、フーバー研究所、ルーズベルト大統領図書館、トルーマン大統領図書館など)や大学図書館で調査を行う。特に関心のあるテーマは、太平洋戦争前後の日米関係である。著書に『日米開戦と二人のソ連スパイ』(PHP研究所)などがある。
開催日: 4月21日(日)
*時 間: 入場開始 2:00 PM
セミナー開始 2:30 PM
質疑応答 4:00 PM
終了 4:30 PM
*場 所: New Gardena Hotel
1641 W. Redondo Beach Blvd., Gardena, CA 90247