日米両国は「QUAD」の枠組みをはじめとしてインドとの関係強化を進めています。一方、特に米国においては、インドとの関係強化の意義についてはあまり認識されていないように見受けられます。今回の話の中では、インドの社会や人々の国民性、インドが抱える課題やインドから現在の国際環境がどう見えるかなどについて触れつつ、日米両国にとってのインドとの関係強化の意義について話したいと思います。
講師: 青島尚重(あおしま なおしげ)氏 プロフィール
1993年に外務省入省。インド北部のアラハバード市での2年間の研修を含め、これまでにインドに計3回、約12年勤務。外務本省では2005年から4年間、南西アジア課のインド班長を務めた。