2014年度 7月 「楽しい写真の撮り方とカメラの歴史」
日時: 2014年7月9日(水)、6:30PM - 8:30PM
会場: ニューガーディナ・ホテル
講師:= 牧内純次(まきうち じゅんじ)氏
http://jmakinpp.com/
講演録担当:佐伯和代
講師略歴:
渡米後22年間、壮大なアメリカ大自然に触れ合い、世界遺産を中心にアメリカ国立公園の撮影活動を続けている。ファントム・トレッキング会を設立して3年。年間には数度に渡り国立公園を歩くイベントを催し、大自然を満喫している。撮影を兼ねたトレッキングの会は好評で、現在はメンバーの数も増えている。
1955年 パキスタン・カラチで生まれる。その後父親の仕事の関係で外地での生活が続く。
1980年 日本で大学を卒業。(夜間に写真専門学校で写真を学ぶ)
1989年 渡米。その後ロサンゼルスに在住している。(2014年5月現在)
撮影活動は主に、アリゾナ州・ユタ州の、グランド・サークルを中心とした国立公園。
最近はニューメキシコ州の世界遺産・カールスバッド大鍾乳洞国立公園の撮影に精力的に取り組んでいる。
その一方で、I TOUR SERVICE OF AMERICA ( ITS ) という旅行会社を経営し、日本から主にアメリカの大自然を訪れる人々に、その魅力を紹介している。
講演内容: 講演資料はここをクリックしてご覧頂けます: 各種カメラの写真 Media:NP PRO Camera1.pdf
セミナーの写真撮影&提供 『(C) Ocean Photo Studio / Wanann, Inc.』
パキスタン生まれ。2才で日本に行き、また6才でパキスタンに戻り生活を送る。
小さい頃、外交官の父が、日本からの文化を紹介する仕事をしていたのですが、パキスタンの山(カラコルム山脈)を制覇する日本からの登山者の許可申請に従事しいたため多くの登山家が登山後、きれいな写真をたくさん見せてくれた影響もあった。
中学で日本にもどり、兄からペンタックスのカメラを見せてもらい、カメラの魅力にとりつかれ、高校は写真部、そして大学でも写真部に入部。そうしているうちに、写真でご飯を食べられないかと思うようになり、東京写真学校で学ぶことに。
写真の学校では、最初、人の顔を正面から撮影することばかり。家には暗室もつくり、フィルムを紙焼きにする作業も行っていた。
人の写真は写真の基礎といわれ、人ばかりを撮り続けた。
人の撮り方もいろいろですが、レンブラント・ライト(1)というのがあり、左45度から照らすライトが 一番人間を美しく、臨場感をもった写真が撮れる。
(1)画家:レンブラントが提唱した絵画でのライティングもと。
赤目は目の瞳孔が写ってしまっているから。
最初は報道の写真部に行きたかったが、メディアに就職は難しく普通の会社に入ったが、写真は撮り続けた。
コンタックス(現京セラとドイツの会社との共同)2眼カメラ 母が持っていたのがMAMIYA6
カメラの遍歴
1)最初のカメラは箱タイプで、5分くらいレンズを開けておくタイプのもの。1860〜70年。 絵画では印象派の時代。 もっと真実をという傾向が強まった時代。
2)2眼カメラ シャッタースピード、フォーカス、絞りというものがうまれた。
人間の眼は明るい所ではしぼられるものですが、明るい所では絞りを効かせることをカメラも 出来るようになった。
Rollei 35SE (ドイツレンズ)
一眼レフ:ニコンF 学生時代アルバイトを必死でして購入。
レフとはリフレクション。 レンズを通してみたものを鏡に反射する。 この時代はもっと簡単に撮影出来るカメラも登場。
3)最も革新的だったのは、自動焦点カメラ
自分で焦点を合わす事が出来るカメラが登場。MINOLTA アルファ7000
4)デジカメの登場
今でも紙焼きの写真を撮る人はいるが、イメージセンサーが日本の企業によって開発され、 写ってくるものをデータとして保存。(キャノンイクシー:2眼)
昔のカメラは撮影後、写真(印画紙)として出来あがるまで時間がかかっていたが、 デジカメが登場して、イメージをモニターで確認しデータとしてメモリーに書き込む早さも増。 それで、一眼レフのデジタルカメラが登場。
Nikon Dシリーズ:良いカメラだが要望が激しい。カメラに長けていないと難しい。重い。
CANON Mark3 NIKON D3 が両社の代表するカメラ。
シャッターを押した時に出る「シャッター音」は鏡が上下す時の音。
良いカメラは振動が少ない。
真っ暗な中で星を撮る。手持ちでは無理。そんな時振動が少ないカメラの方が良い。
最近はミラーレスが登場。
Nikon V3 2014年5月発売 ミラーがないので、振動がほとんどない。
1秒間に60枚撮影可能。連写した場合ビデオとほぼ同じ。
では何がビデオと違うのか、ビデオは瞬間を切り取って印刷してみるとクオリティーが悪い。 カメラの場合はきれいな写真となる。加えて、V3はビデオも撮れる。
今後はどうなるのか!
Q:きれいな写真を撮るためには良いカメラが必要か!?
はい。良いカメラの方が断然優位。
どんな写真をとるのかによって、カメラを選ぶ。
Nikon D3はオートが無い。コンパクトにはオートがある。高くて良いカメラが良いというわけではなく、 自分の目的や技量にあったものを選ぶ。
Nikon D3などは、どこに焦点をもってくるのか、どこをぼかしたいのか。自由に出来る。 しかし、コンパクトではそこまで出来ない。
景色の場合は、絞りや光などを変えながら、1カ所で200枚は撮影する。
Q:HDRをどう思いますか? High Dynamic range
光と陰の中間のところをどれだけ出せるのかがHDR.
Iphone 5のカメラにはこのHDRが入っている。 (一回撮影で実は3枚撮っている)
ライカのデジカメは本当にきれいに自然な色で撮れる。
牧内氏はニコン派ですが、ライカには感動。
*******牧内氏撮影の写真を見ながらの講演: 参考写真はここをクリック:牧内氏の写真Media:NP_PRO_Photo1.pdf
グランドサークル(グランドキャニオンを中心とした国立公園)を歩き回り撮影する事が多い。 *プラトーポイントから下がったコロラドリバーの写真
ポイント1:景色は奥行きを出す事が大事。
*グランドキャニオンの滝:ムーニーの滝 ハバースパイ(インディアンの居住地から奥)
シャッタースピードを遅くすると、絹のような滝の写真になる。
*グランドキャニオンの朝陽
朝陽は明るいところに焦点を合わせることが大切。(太陽くらいに合わせる)
*グランドキャニオンの橋 ノースリムから降りて、サウスリムにチャレンジする時に出てくる橋。
*リボンーフォール 滝の裏から撮影
シャッター速度を早くすることで、しぶきがとまっているかの写真が撮れる。
*秋のコロラドリバーの禿鷹
*インディアン・ガーデン:グランドキャニオンのキャンプ場
レンズはしぼる(F)と、全部にピントがあう。
*月の光(新月)で撮影したグランドキャニオン 午後11時頃撮影
昼間と違い、月の写真で撮影すると柔らかさが出る。
写真はまるで昼間のようですが、本当は真っ暗な中撮影
*トレイル・オーバー・ルック
*サウスカイバブトレイル
人が入る事により、その大きさ、雄大さがよくわかる。
*星空:レンズ開口1分程度 コンパクトでは撮影出来ない。
カメラの眼は人よりもたくさんのものをとらえる
。
*ハバスの滝 冷泉
上から覗いた感じで撮影
*グランドキャニオン
陰影、奥行き(斜めや縦のライン)を探すといい。
写真を撮影する時に出てくる言葉。
Jpeg ひとつの処理されたかたち。
フィルムの場合、撮影したばかりのフィルムはRawの状態。
デジカメの場合、カメラが一番いい状態で撮影、書き込みをする。それがJpegなどのかたち。
撮影後、写真加工したい場合の無料ソフト、IRFAN VIEW おすすめ http://www.irfanview.com
********モニュメンントバレー
*朝陽 レフトミット・ライトミット
単焦点のレンズを使用 この時は35mm
ズームでは撮れない。
* 朝陽 ライトミット
*トーテンポールでの朝陽待ち
三脚をたて、単焦点50mmで撮影
*夏のレフトミット・ライトミット
*フォレストガンプの撮影場所にもなった場所 雪がつもっている景色(20年ぶりの大雪)
ズームは楽。ですが、写真は楽してはいけない。
どれだけ足を運ぶか、動くかで良い写真が撮れる。
********ブライスキャニオン
*朝陽が赤い岩を照らした サンセットポイント
*冬、雪がつもっている景色
********ザイオン
*川のトレイル 岩肌がきれい
*エンジェルス・ランディングとトレイル
*ナローズ 川のトレイル 全長16マイル 一日では無理。
*エンジェルス・ランディングの一番上から下を見た景色
********セドナ
カセドラル・ロック 原色を3色くらい入れるときれいな写真。
ベル・ロック 代表的なパワーポイント
********ヨセミテ : 世界遺産
*バーナル・フォール 滝はスローシャッターがきれい。絹のような滝が撮れる。
*ヨセミテ・フォールを下から見上げた光景
*グレーシャーポイントから見たハーフドームとライチョウ
ピントがライチョウとハーフドーム、両方にあった写真。
*ハーフドーム 登頂
*朝靄 10月頃撮影
********カールスバット 鍾乳洞
シャンデリア 鍾乳洞の中は暗いが、フラッシュはだめ。三脚をたて、時間をかけ撮影
特別エリア フラッシュをカメラにつけずに、別の場所でたく
********イエローストーン
グランドキートン 6時間待って撮影した写真
マンモスのテラス 毎年形が変わる場所
グランド・プラズマティック 世界最大の温泉湖
湖、トレイル、川 奥行き
シュワ・ベッカー 早朝は波がない。
グランド・プラズマティック 反対側から撮影
真冬のイエローストーン エルク マイナス30度の中撮影
アッパー 滝
霧が出て銀色に輝くグランド・プラズマティック
グランド・ティートン 雲が斜めに走り、シルエットのような写真。
********アスペン マルーンレイク 2013 9月下旬 紅葉と降雪
アンテロープ 三脚使用
ハワイ キラウエア火山
ザ・ウェイブ ページとカナブの中間 ダートロード30分、その後1時30分徒歩。入場許可制
ヨセミテ東にあるビトリア・レイク 朝陽 標高3200m
ナパのぶどう 絞り込んで、背景の岩はぼかしている
お花を撮影する時、逆光で丸い手鏡で光をあてて撮るとキレイ。花が浮き出るような写真。
ゴールデン・ゲート・ブリッジ 花を入れて撮影
ホワイト・サンズの夕陽 立体感
ファントム・トレッキング 過酷ですが、11月に行きます。
希望者はお問い合わせください。
毎月 最終金曜に写真の話をする会も行う予定。
Q: 朝陽と夕陽では朝陽が多いのはなぜ?
A:: 朝陽の方が好き。持論では地球が自転する関係で色が違う気がする。
朝陽はあがってから30分。 ご来光も良いが、上がりつつ景色が変わっていく姿が良い。
夕陽は陽が沈む30分前が良い
Q:iPhone などスマホでの撮影テク コツ
A: 非常にきれいに撮れるようになっている。
写真はたくさん撮った方が良い。そしてどれがいいか選ぶ。
Q: 予算$500くらいで景色を撮影するためのカメラ おすすめは? 軽いのが良い
A: ニコンDシリーズ や キャノンEOS おすすめ
Q:精神状態(邪気)は写真に反映されるか?
A:集中して撮影をしている 邪気ないかも
Q:写真家になってよかったことは?
A:撮っている時が楽しい また 良い写真をたくさん並べて選ぶのも楽しい
Q:コンパクトカメラの選び方 最低基準は?
A:今は性能が良いのがほとんど。どれを買ってもほとんど同じ。5〜6万円出せば大丈夫。
コンパクトカメラはレンズを取り替えることが出来ないが、高いカメラの方が望遠機能が高まる。
広大な景色もいろいろとズームアップしてみる事も大切なので、ズームの倍率が多い方が良い。 ピクセルはそんなに関係ない。
Q:写真コンテスト 選考基準は?
レンズは高いものが必要?
A: テーマ性 何を撮りたいのか? 独自性は? 基礎的な写真の知識はあるかどうか?などでは? レンズは、揃えた方が良い。 新しいカメラの買い替えではなく、レンズを揃える方が良い。
Q: NIKON D使用 全部持ち歩くのは大変。どれが良い? 18˜200 18˜55 55˜200
A: 明るさを基準に選ばれたらどうでしょう? F値 F値4よりもF値2.8の方が良い。
以上。
注:上記掲載の写真は最初の牧内氏自身の写真及び最後の記念写真以外は全て『(C) Ocean Photo Studio / Wanann, Inc.』の提供です。
会場: ニューガーディナ・ホテル
講師:= 牧内純次(まきうち じゅんじ)氏
http://jmakinpp.com/
講演録担当:佐伯和代
講師略歴:
渡米後22年間、壮大なアメリカ大自然に触れ合い、世界遺産を中心にアメリカ国立公園の撮影活動を続けている。ファントム・トレッキング会を設立して3年。年間には数度に渡り国立公園を歩くイベントを催し、大自然を満喫している。撮影を兼ねたトレッキングの会は好評で、現在はメンバーの数も増えている。
1955年 パキスタン・カラチで生まれる。その後父親の仕事の関係で外地での生活が続く。
1980年 日本で大学を卒業。(夜間に写真専門学校で写真を学ぶ)
1989年 渡米。その後ロサンゼルスに在住している。(2014年5月現在)
撮影活動は主に、アリゾナ州・ユタ州の、グランド・サークルを中心とした国立公園。
最近はニューメキシコ州の世界遺産・カールスバッド大鍾乳洞国立公園の撮影に精力的に取り組んでいる。
その一方で、I TOUR SERVICE OF AMERICA ( ITS ) という旅行会社を経営し、日本から主にアメリカの大自然を訪れる人々に、その魅力を紹介している。
講演内容: 講演資料はここをクリックしてご覧頂けます: 各種カメラの写真 Media:NP PRO Camera1.pdf
セミナーの写真撮影&提供 『(C) Ocean Photo Studio / Wanann, Inc.』
パキスタン生まれ。2才で日本に行き、また6才でパキスタンに戻り生活を送る。
小さい頃、外交官の父が、日本からの文化を紹介する仕事をしていたのですが、パキスタンの山(カラコルム山脈)を制覇する日本からの登山者の許可申請に従事しいたため多くの登山家が登山後、きれいな写真をたくさん見せてくれた影響もあった。
中学で日本にもどり、兄からペンタックスのカメラを見せてもらい、カメラの魅力にとりつかれ、高校は写真部、そして大学でも写真部に入部。そうしているうちに、写真でご飯を食べられないかと思うようになり、東京写真学校で学ぶことに。
写真の学校では、最初、人の顔を正面から撮影することばかり。家には暗室もつくり、フィルムを紙焼きにする作業も行っていた。
人の写真は写真の基礎といわれ、人ばかりを撮り続けた。
人の撮り方もいろいろですが、レンブラント・ライト(1)というのがあり、左45度から照らすライトが 一番人間を美しく、臨場感をもった写真が撮れる。
(1)画家:レンブラントが提唱した絵画でのライティングもと。
赤目は目の瞳孔が写ってしまっているから。
最初は報道の写真部に行きたかったが、メディアに就職は難しく普通の会社に入ったが、写真は撮り続けた。
コンタックス(現京セラとドイツの会社との共同)2眼カメラ 母が持っていたのがMAMIYA6
カメラの遍歴
1)最初のカメラは箱タイプで、5分くらいレンズを開けておくタイプのもの。1860〜70年。 絵画では印象派の時代。 もっと真実をという傾向が強まった時代。
2)2眼カメラ シャッタースピード、フォーカス、絞りというものがうまれた。
人間の眼は明るい所ではしぼられるものですが、明るい所では絞りを効かせることをカメラも 出来るようになった。
Rollei 35SE (ドイツレンズ)
一眼レフ:ニコンF 学生時代アルバイトを必死でして購入。
レフとはリフレクション。 レンズを通してみたものを鏡に反射する。 この時代はもっと簡単に撮影出来るカメラも登場。
3)最も革新的だったのは、自動焦点カメラ
自分で焦点を合わす事が出来るカメラが登場。MINOLTA アルファ7000
4)デジカメの登場
今でも紙焼きの写真を撮る人はいるが、イメージセンサーが日本の企業によって開発され、 写ってくるものをデータとして保存。(キャノンイクシー:2眼)
昔のカメラは撮影後、写真(印画紙)として出来あがるまで時間がかかっていたが、 デジカメが登場して、イメージをモニターで確認しデータとしてメモリーに書き込む早さも増。 それで、一眼レフのデジタルカメラが登場。
Nikon Dシリーズ:良いカメラだが要望が激しい。カメラに長けていないと難しい。重い。
CANON Mark3 NIKON D3 が両社の代表するカメラ。
シャッターを押した時に出る「シャッター音」は鏡が上下す時の音。
良いカメラは振動が少ない。
真っ暗な中で星を撮る。手持ちでは無理。そんな時振動が少ないカメラの方が良い。
最近はミラーレスが登場。
Nikon V3 2014年5月発売 ミラーがないので、振動がほとんどない。
1秒間に60枚撮影可能。連写した場合ビデオとほぼ同じ。
では何がビデオと違うのか、ビデオは瞬間を切り取って印刷してみるとクオリティーが悪い。 カメラの場合はきれいな写真となる。加えて、V3はビデオも撮れる。
今後はどうなるのか!
Q:きれいな写真を撮るためには良いカメラが必要か!?
はい。良いカメラの方が断然優位。
どんな写真をとるのかによって、カメラを選ぶ。
Nikon D3はオートが無い。コンパクトにはオートがある。高くて良いカメラが良いというわけではなく、 自分の目的や技量にあったものを選ぶ。
Nikon D3などは、どこに焦点をもってくるのか、どこをぼかしたいのか。自由に出来る。 しかし、コンパクトではそこまで出来ない。
景色の場合は、絞りや光などを変えながら、1カ所で200枚は撮影する。
Q:HDRをどう思いますか? High Dynamic range
光と陰の中間のところをどれだけ出せるのかがHDR.
Iphone 5のカメラにはこのHDRが入っている。 (一回撮影で実は3枚撮っている)
ライカのデジカメは本当にきれいに自然な色で撮れる。
牧内氏はニコン派ですが、ライカには感動。
*******牧内氏撮影の写真を見ながらの講演: 参考写真はここをクリック:牧内氏の写真Media:NP_PRO_Photo1.pdf
グランドサークル(グランドキャニオンを中心とした国立公園)を歩き回り撮影する事が多い。 *プラトーポイントから下がったコロラドリバーの写真
ポイント1:景色は奥行きを出す事が大事。
*グランドキャニオンの滝:ムーニーの滝 ハバースパイ(インディアンの居住地から奥)
シャッタースピードを遅くすると、絹のような滝の写真になる。
*グランドキャニオンの朝陽
朝陽は明るいところに焦点を合わせることが大切。(太陽くらいに合わせる)
*グランドキャニオンの橋 ノースリムから降りて、サウスリムにチャレンジする時に出てくる橋。
*リボンーフォール 滝の裏から撮影
シャッター速度を早くすることで、しぶきがとまっているかの写真が撮れる。
*秋のコロラドリバーの禿鷹
*インディアン・ガーデン:グランドキャニオンのキャンプ場
レンズはしぼる(F)と、全部にピントがあう。
*月の光(新月)で撮影したグランドキャニオン 午後11時頃撮影
昼間と違い、月の写真で撮影すると柔らかさが出る。
写真はまるで昼間のようですが、本当は真っ暗な中撮影
*トレイル・オーバー・ルック
*サウスカイバブトレイル
人が入る事により、その大きさ、雄大さがよくわかる。
*星空:レンズ開口1分程度 コンパクトでは撮影出来ない。
カメラの眼は人よりもたくさんのものをとらえる
。
*ハバスの滝 冷泉
上から覗いた感じで撮影
*グランドキャニオン
陰影、奥行き(斜めや縦のライン)を探すといい。
写真を撮影する時に出てくる言葉。
Jpeg ひとつの処理されたかたち。
フィルムの場合、撮影したばかりのフィルムはRawの状態。
デジカメの場合、カメラが一番いい状態で撮影、書き込みをする。それがJpegなどのかたち。
撮影後、写真加工したい場合の無料ソフト、IRFAN VIEW おすすめ http://www.irfanview.com
********モニュメンントバレー
*朝陽 レフトミット・ライトミット
単焦点のレンズを使用 この時は35mm
ズームでは撮れない。
* 朝陽 ライトミット
*トーテンポールでの朝陽待ち
三脚をたて、単焦点50mmで撮影
*夏のレフトミット・ライトミット
*フォレストガンプの撮影場所にもなった場所 雪がつもっている景色(20年ぶりの大雪)
ズームは楽。ですが、写真は楽してはいけない。
どれだけ足を運ぶか、動くかで良い写真が撮れる。
********ブライスキャニオン
*朝陽が赤い岩を照らした サンセットポイント
*冬、雪がつもっている景色
********ザイオン
*川のトレイル 岩肌がきれい
*エンジェルス・ランディングとトレイル
*ナローズ 川のトレイル 全長16マイル 一日では無理。
*エンジェルス・ランディングの一番上から下を見た景色
********セドナ
カセドラル・ロック 原色を3色くらい入れるときれいな写真。
ベル・ロック 代表的なパワーポイント
********ヨセミテ : 世界遺産
*バーナル・フォール 滝はスローシャッターがきれい。絹のような滝が撮れる。
*ヨセミテ・フォールを下から見上げた光景
*グレーシャーポイントから見たハーフドームとライチョウ
ピントがライチョウとハーフドーム、両方にあった写真。
*ハーフドーム 登頂
*朝靄 10月頃撮影
********カールスバット 鍾乳洞
シャンデリア 鍾乳洞の中は暗いが、フラッシュはだめ。三脚をたて、時間をかけ撮影
特別エリア フラッシュをカメラにつけずに、別の場所でたく
********イエローストーン
グランドキートン 6時間待って撮影した写真
マンモスのテラス 毎年形が変わる場所
グランド・プラズマティック 世界最大の温泉湖
湖、トレイル、川 奥行き
シュワ・ベッカー 早朝は波がない。
グランド・プラズマティック 反対側から撮影
真冬のイエローストーン エルク マイナス30度の中撮影
アッパー 滝
霧が出て銀色に輝くグランド・プラズマティック
グランド・ティートン 雲が斜めに走り、シルエットのような写真。
********アスペン マルーンレイク 2013 9月下旬 紅葉と降雪
アンテロープ 三脚使用
ハワイ キラウエア火山
ザ・ウェイブ ページとカナブの中間 ダートロード30分、その後1時30分徒歩。入場許可制
ヨセミテ東にあるビトリア・レイク 朝陽 標高3200m
ナパのぶどう 絞り込んで、背景の岩はぼかしている
お花を撮影する時、逆光で丸い手鏡で光をあてて撮るとキレイ。花が浮き出るような写真。
ゴールデン・ゲート・ブリッジ 花を入れて撮影
ホワイト・サンズの夕陽 立体感
ファントム・トレッキング 過酷ですが、11月に行きます。
希望者はお問い合わせください。
毎月 最終金曜に写真の話をする会も行う予定。
Q: 朝陽と夕陽では朝陽が多いのはなぜ?
A:: 朝陽の方が好き。持論では地球が自転する関係で色が違う気がする。
朝陽はあがってから30分。 ご来光も良いが、上がりつつ景色が変わっていく姿が良い。
夕陽は陽が沈む30分前が良い
Q:iPhone などスマホでの撮影テク コツ
A: 非常にきれいに撮れるようになっている。
写真はたくさん撮った方が良い。そしてどれがいいか選ぶ。
Q: 予算$500くらいで景色を撮影するためのカメラ おすすめは? 軽いのが良い
A: ニコンDシリーズ や キャノンEOS おすすめ
Q:精神状態(邪気)は写真に反映されるか?
A:集中して撮影をしている 邪気ないかも
Q:写真家になってよかったことは?
A:撮っている時が楽しい また 良い写真をたくさん並べて選ぶのも楽しい
Q:コンパクトカメラの選び方 最低基準は?
A:今は性能が良いのがほとんど。どれを買ってもほとんど同じ。5〜6万円出せば大丈夫。
コンパクトカメラはレンズを取り替えることが出来ないが、高いカメラの方が望遠機能が高まる。
広大な景色もいろいろとズームアップしてみる事も大切なので、ズームの倍率が多い方が良い。 ピクセルはそんなに関係ない。
Q:写真コンテスト 選考基準は?
レンズは高いものが必要?
A: テーマ性 何を撮りたいのか? 独自性は? 基礎的な写真の知識はあるかどうか?などでは? レンズは、揃えた方が良い。 新しいカメラの買い替えではなく、レンズを揃える方が良い。
Q: NIKON D使用 全部持ち歩くのは大変。どれが良い? 18˜200 18˜55 55˜200
A: 明るさを基準に選ばれたらどうでしょう? F値 F値4よりもF値2.8の方が良い。
以上。
注:上記掲載の写真は最初の牧内氏自身の写真及び最後の記念写真以外は全て『(C) Ocean Photo Studio / Wanann, Inc.』の提供です。