2002年12月23日
Mr. Hikaru Sasahara
先日は 私ども「サウスベイ経営セミナー」のため、講師としてお出でいただき 誠に有り難うございました。
御自身の経験に基づくお話は、説得力に溢れ、参加した会員にとって大変有意義なものでした。
自動車や電化製品で世界をリードし、ビデオゲーム、カラオケ、アニメとソフトウェアで世界進出をしてきた日本が、この処少し元気がないように見えていましたが、次はマンガで日本が世界を制覇すると言う笹原様のお話は、私たち日本人を大いに元気付けてくれました。
「日本の文化に一味つけて、世界に紹介する。」「ビーフステーキに醤油を一滴滴らすようなもの」というのは、分かりやすく、また興味深く聞かせて頂きました。
笹原様自身の生い立ちから、寺内タケシやベンチャーズなどの名前も登場し、懐かしく聞いた会員も多かったと思います。
日本で既に50年以上のマンガの歴史と資産がある事。セガ、ニンテンドーで育った若者に、日本人アメリカ人の区別はなく、マンガが受け入れられる素地が既に整っている事。など、日米の文化にも触れた分析は、新鮮でした。
最近のハリウッドのコンテンツ不足から、日本へのマンガツアーの企画や、マンガのリメークライツのライセンスビジネスにかけられる情熱を、熱く感じた時間でした。
また、お忙しい中、ビデオを準備頂き、理解を深める事が出来ました事に心より感謝いたします。
「いつも、私は世の中より先に行き過ぎて、旨くいかないのですよ。」と言われたのが、まだ耳に残っていますが、今後とも常に将来を見据えて、益々ご発展ご活躍されますようお祈りしまして、御礼に代えさせて頂きます。
この度は、誠に有り難うございました。
サウスベイ経営セミナー
会 長: 井出 英雄
セミナー委員長:永山 繁雄