わたしは決してあなたを離れず、また、あなたを捨てない。
へブル人への手紙13章5節
もの言う牧師のエッセー 第105話 再投稿
「 アンパンマンの遺言 」
「 正義というものはいったい何か。ミサイルで相手をやっつけることなのか、あるいは そこに来た怪獣をやっつけることなのか。僕はそうでないと思ったのね。本当の正義の味方 だったら、そこにお腹をすかせた子供がいたら、その子供にパンをわけて与える人が正義の 味方なんだと思ったんです」。やなせたかしさんが亡くなる一年ほど前に行われた “最後のインタビュー” でのコメントだ。
アンパンマンの絵本が世に出た60年代、評判はさんざんで、評論家や編集者から袋叩きにあった。幼稚園の先生からも酷評され、「図書館に置くべきではない」とさえ言われた。「自分の体をちぎるような残酷なものはだめだ」と。だがその後評価は一変する。何と幼稚園の絵本はたちまち読まれすぎてボロボロになり、図書館ではいつも“貸し出し中” 、幼稚園や保育園を中心に注文が殺到したのだ。その後90年代のテレビでのブームを経て、今や総売り上げ1兆1千億円に達し日本国内最強キャラクターに成長した。
「アンパンマンの中にあるのは『献身』なんだよね。正義は自分を犠牲にしなければどうしても出来ない。自分が傷つくことなしには出来ない、という僕の考えが入っているんだよね。」と言う やなせ氏。実は聖書にはアンパンマンがいる。ずばりキリストだ。
「 わたしが命のパンです。私に来る者は決して飢えることがなく、
私を信じる者はどんな時 にも、決して乾くことがありません。
私の肉を食べ、私の血を飲む者は、私のうちにとどまります。」
ヨハネの福音書6章35・56節。
しかもこの説教を聞いた人たちの反応が傑作だ。
「これはひどい言葉だ。そんなことを誰が聞いておられようか。」
同60節
と。もうお気付きの通り、やなせさんは聖書を根本的に理解している人と言ってよい。元祖アンパンマンであるキリストは、あなたのために献身した最強のキャラクターなのである。 2013-10-31
愛する皆さま、
明けましておめでとうございます! 本年も宜しくお願いします!
皆さまとご家族に神のご加護と平安が豊かにありますように!!
感謝の心が伴うことによってのみ、人生は豊かになる。
ディートリヒ・ボンヘッファー
コーヒーカップのオーナメントがありました。笑える。
もの言う牧師のエッセー 第111話 再投稿
クリスマス・ストーリー 「 Tips for Jesus 」
クリスマスシーズンたけなわのアメリカで、NYシティとLAを中心にとんでもないキャンペーンが進行中だ。その名は「Tips for Jesus/イエス様にチップを払おう」である。つい先日、 とあるニューヨークのレストランでもそれは発生した。見知らぬ3人の男性が来店し、彼らが食事を済ませた後、ウェイターのアルジュ君は彼らのテーブルへ111ドルの勘定伝票を持って行った。戻ろうとしたその時、3人の男性のうちの一人がアルジュ君を呼び止め、「今夜はすごいぞ」と言いながらクレジットカードの控えを彼に手渡した。「えっ?!」と絶句するアルジュ君。何とそこには1000ドルのチップが。「危うく勘定伝票を落とすところでした。本当に嬉しいです!」と満面の笑みの彼。
だが、通常飲食店でのチップは勘定の15%前後と決まっているので、彼らは15ドルほどのチップ置けば済むはずだが、いったいなぜ? 実のところ、この“奇怪“ な事件は今年の9月、ミシガン州アンアーバー市で何者かが、87ドルの勘定に対し3000ドルのチップを置いて行った時から始まった。その後215ドルの勘定に対し2000ドル、そして214ドルに5000ドルのチップ、さらにNYマハッタンでは7000ドルのチップを置いていく人などが続出。不思議なのはどの伝票にも ”Tips for Jesus” と書かれていることである。マスコミがようやくこれらの支払い者の一人にたどり着き、“高額チップ” の理由を尋ねたところ、「なぜって?そりゃ100倍置きたいからさ!」と即答。「チップを置く度に、主の働きをするんだよ。」とも。
これは聖書に出て来る イエスのたとえ話「100倍実らせる良い種」から来ていることは間違いない。なるほど、これらリッチな人たちは聖書の
「寄るべのない者に施しをするのは、主に貸すことだ。
主がその善行に報いてくださる。」 箴言19章17節
を見事に実践し、100倍の良い業を実らせようとしたのだ。米国では、飲食業界において最低賃金で働いている人が多く、つい最近も大手マクドナルドを始め全国規模のデモがあったばかり。彼らはそれに心を痛め、十字架で自分を捧げたキリストに見習い、爽やかな善意の風を吹かせたのだ。今年のクリスマスは、神が我らのためにご自身を捧げて下さったことを今一度思い出し、良い行いを100倍、1000倍と増幅させよう。 2013-12-19
イエスご自身が、これまでにいただいた最大のクリスマスプレゼントだ。
牧師、バイカー、鮨職人として。。。シェア from LA
第58話 クリスマス・ストーリー 「 天使 」
数年前の12月初め頃の話。日曜の夜9時頃、めったに行くことのない近所のKFC(ケンタッキー・フライド・チキン)でテイクアウトを注文するためカミさんと出かけた。外は寒く肩をすぼめてガラガラのKFC店内へ入ったところ、背がスラッと高い細身の白人で金髪の兄ちゃんがカウンターで何か頼んでいた。なかなかのイケメンだ。すると不意にツンッとアンモニアの匂いが。とっさに足元を見たら裸足だ。
「あっ、この人!... 」とカミさんも気付いた。薄暗い店内でも、彼がアメリカでよく見かける典型的なホームレス・ティーンエージャーだとすぐに分かった。どうやら生活保護が支給されたので何か買いに来たのだろう。見るとコンボメニューなどではなく単品を一つだけ頼んでいる。「何か他にも頼んだら?おごるぜ。」と声をかけると、「え、いいんですか?」と遠慮がちだ。ティーンエージャーのホームレス問題は本当に難しい。貧困だけでなく、たいてい両親によるDV、薬物、犯罪と家庭破壊が絡んでいる。
名前を聞いたら「ヨブ(Job)です」。聖書ので最も古い書簡ヨブ記に出て来る苦労人の名だ。「ヨブ?ホンマかいな? まあいいや。俺が君に食べ物をあげるのはイエスさまのためなんだ。分かるかな。彼が俺を救ってくれたから俺も何かしないといけない。そういうことだよ。彼の光に照らされれば君は変われる。君がいつかイエスさまの光を見れるよう祈ってるよ」などとオーダーが出来上がるあいだ少し話をした。
すると彼は突然「僕の名前はヨシュア(Joshua)です」と言い出した。「なあんだ、やっぱりヨブじゃないじゃないか。ヨシュア、いい名じゃないか!それって”救い”という意味だぜ。」と私はにやけた。彼が最初にヨブと名乗った理由は“苦労”してるからかも知れない。お互いのオーダーが出来上がったのでそろそろ帰ろうとすると、ヨシュアは「ボクのおばあちゃんが言ってたことは本当だった。」とポツリ。「ん?なに?」と尋ねると、「おばあちゃんは言ってた。世の中捨てたものじゃない。街を歩けば時たま天使に会えると。あなたがたはその天使です。」
そんなこと言われたことないので面食らったが、とっさに「そうじゃないんだ。君がそう言ってくれるのは嬉しいけど、残念ながら私は以前ひどい人間で血も涙もない男だった。でもイエスに出会って今の自分になれたんだよ。天使はイエスさまさ。君も彼を信じれば変われる。」 私はそう言って名刺を渡し、履いていたツッカケも脱いで彼に譲り、裸足でマスタングを運転して帰宅した。彼とはそれきりだが、彼を通して誰でも天使になれることを学んだ。恵まれたのは私のほうだった。むしろ天使は彼のほうだったのかも知れない。
「ある人々は御使いたちを、それとは知らずにもてなしました。」
へブル人への手紙13章2節
11-2-2021
私の唯一のクリスマスの夢は、
この地球上の全ての子供たちのための平和です。
オードリー・ヘップバーン
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