記事検索

@nachtmusik

https://jp.bloguru.com/nachtmusik

一竜軒系列ラーメン店4軒に行ってきた(竜里・一光軒・一真軒・圭順)

スレッド
JR西唐津駅 - 竜里 - ラ... JR西唐津駅 - 竜里 - ラーメン 550円
JR岩屋駅 - 一光軒 - ラ... JR岩屋駅 - 一光軒 - ラーメン 550円
JR小倉駅〜西鉄バス山門町 -... JR小倉駅〜西鉄バス山門町 - 一真軒 - ラーメン 650円
JR門司駅 - 圭順 - ラー... JR門司駅 - 圭順 - ラーメン 500円
福岡県北九州市小倉北区(南小倉駅そば)と佐賀県唐津市で人気だったラーメン店「一竜軒」、2016年末に惜しくも閉店されてましたが、味を継いでるとされてるお店が4軒あります。青春18きっぷを使って4軒行ってきました。



本家一竜軒には南小倉時代に行っておりました。とはいえまだ子供だったので当時のことを正確に覚えているわけではありません。唐津にて再オープンしたという話を聞いたのは15,6年前。行こうと画策していたけど、行けぬまま閉店となっていました。

実際にお店で働かれてた方や出入りの業者さん、教えを受けた方が一竜軒の味を踏襲したお店をオープンされているというのを閉店後に知りました。

唐津市内に2軒、小倉・門司に1軒ずつあるということで、いつか全部食べに行きたいと思っていました。



---

●竜里(りゅうざと)

佐賀県唐津市菜畑4070-2, JR唐津線西唐津駅 徒歩14分

2017年3月開店

唐津一竜軒のあった場所

一竜軒に麺を卸していた製麺業者(小島製麺)の方が約1年間修行して開店



●一光軒(いっこうけん)

佐賀県唐津市相知町町切902-1, JR唐津線岩屋駅 徒歩10分

2017年4月開店

一竜軒で7年修行されたご夫婦がやっている



●一真軒(いっしんけん)

北九州市小倉北区大畠2丁目8-26, 西鉄バス山門町バス停 徒歩3分

2013年9月8日開店

一竜軒大将に教えを請う→東京神宮前で出店(2011年6月14日)→2013年8月18日閉店→小倉へ



●圭順(けいじゅん)

北九州市門司区黄金町10-25, JR鹿児島本線門司駅 徒歩10分

2005年1月開店

小倉時代の一竜軒大将に教えを請うたそう



---

味の感想の前に4軒の違いについてちょっとまとめてみました。



●ラーメンの見た目

スープの量に差はありますが、中細麺に豚骨スープ、海苔1枚とチャーシューは4軒とも変わりません。

圭順のみチャーシューがちょっと厚手のもので枚数が2枚でした。(残り3軒は3枚)

一真軒と圭順は丼の下に皿が敷かれていました。南小倉時代一竜軒では敷かれてなかったと記憶しています。



●スープの作り方

4軒ともちゃんと見れたわけではないですが、「丼に調味料→豚骨だし釜からスープを濾しながら投入→麺を湯切り→トッピング→提供」という流れは間違いないと思います。



●麺の湯切り

てぼ:

ラーメンやそばの湯切りに使われる 一玉ずつ入れるタイプ

麺のぬめりは取れにくいとされる

平ザル:

南小倉時代一竜軒使用タイプ(唐津時代は不明)

鍋から麺をすくい乗せて、リズムよく鍋フチに叩いて湯切りしていた

たっぷりの湯で茹でるのでぬめりは取れるが、麺の量をごまかすことが可能



竜里のみ「てぼ」使用で、残り3軒は平ザルでした。平ザルでも回数や鍋フチに当てるかどうかには差がありました。

一光軒: フチ当てあり 7回ほど

一真軒: フチ当てあり 9-13回

圭順: フチ当てなし 空中にて湯切り

一竜軒は南小倉時代しか知りませんが、結構当てていた記憶があります。



●紅生姜・唐豆

南小倉時代の一竜軒ではこの2つが、ざるそばを注文した時に出てくるつゆとネギ・わさび用カップ(!?)に入って配膳されていました。豆はラーメンが来るまでにつまむためのものです。

踏襲しているのは一真軒(画像参照 豆に少し手を付けてます)。

竜里はセルフサービスですが、両方が用意されてました。

一光軒は紅生姜のみ配膳。

圭順はテーブルに紅生姜のケースがあるのみでした。



●味の感想

麺に関しては、多分竜里のが一竜軒オリジナルに近いものと思われます。麺の太さは一真軒のみほんのちょっと細めに感じました。湯切りの違いはわずかに感じるかなー。

スープに関しては、圭順があとの3軒に比べてちょっと脂の多さを感じました。丼の中で麺の返しはやってくれてると思ってるので、基本かき回さずに食べ始めます。その上での感想です。

4軒とも一竜軒から教えを請うているのでスープの基本路線は変わらないと思います。豚骨ベースに鶏ガラも多分使われています。

チャーシューは、圭順だけ見た目が全然違います。厚みがあって満足感ありました。

総合的には、どこも美味しかったのですが、一真軒が一番自分に合う味と思いました。紅生姜と豆もポイント高いです。



ラーメン、1杯が1,000円近くなるのも珍しくない時代になってきておりますが、基本はやはり麺とスープなんですよね。そのことを再認識しました。これからも変わらぬ味を提供していってもらいたいものです。



---

最後に一竜軒も含めたタイムラインをまとめてみました。



●一竜軒関連ラーメン店タイムライン

1959年頃?一竜軒奥様 大牟田市光華園にて3ヶ月修行
1960年ここや一竜軒奥様 現在の福津市(旧福間町)にて開店
1965年結婚
1965年?一竜軒南小倉駅前に開店
1980年頃?一竜軒ビル建設
1989年一竜軒閉店 (奥様体調不良により)
1992年一竜軒大将の地元唐津にて開店
2005年1月圭順開店
2011年6月14日一真軒東京神宮前に開店
2013年8月18日一真軒閉店
2013年9月8日一真軒小倉北区大畠に移転
2016年12月29日一竜軒閉店
2017年3月竜里唐津一竜軒跡地に開店
2017年4月一光軒唐津市相知町に開店



#ラーメン #豚骨ラーメン

ワオ!と言っているユーザー

  • ブログルメンバーの方は下記のページからログインをお願いいたします。
    ログイン
  • まだブログルのメンバーでない方は下記のページから登録をお願いいたします。
    新規ユーザー登録へ
ハッピー
悲しい
びっくり