腕時計で、時刻を確認しようとふと見下ろした腕に時計はなし。
あれ?何処かで落とした?
バスに乗る時には、時刻を確認した記憶がある。
バスを降りて、商業施設の通路を抜けた。
そういえば、ストールが風に靡いたので、直した時に落としたのか?
元来た道を再び辿る。
どこにも腕時計は見当たらない。
遂に別離の時が訪れたのか・・・。
家に帰ってから、バス会社へ電話する。
タイミングよくそのバスが営業所に戻ってくるらしい。
座席の場所を伝えて、しばらくすると、折り返しの電話が鳴る。
「調べてみましたが、ありませんでした」
お手数をおかけしましたと電話を置く。
ということは、あの商業施設かも。
インフォメーションに電話して、落し物担当の方に取り次いでもらう。
落し物が届いているという。
なんて幸運な!!
この腕時計との付き合いは、18年以上になる。
15年前にも、落としたことがあって(ブレスレット型なので、留める箇所が緩くなっている)
その時は、立ち寄った薬局の方が保管してくれていた。
その時も記憶を辿って、薬局に電話を入れてみた。
腕時計を失くした時は、ついに別離の時が来たのだと、諦めかけたのだけれど、
まだ別れの時ではなかったらしい。
また私の手元に戻ってきた。
拾ってくださった親切な方に感謝いたします。
有難うございます。
- ブログルメンバーの方は下記のページからログインをお願いいたします。
ログイン
- まだブログルのメンバーでない方は下記のページから登録をお願いいたします。
新規ユーザー登録へ