【岡本區 (十)】
住吉川の東、野寄區の東側、摂津本山駅の北側、阪急岡本駅の南北に位置する広大な地域です。
ここにも、「岡本公会堂」 があり、甲南大学本校、本山中学、素議鳴神社があります。
【庄内地区とは?】
住吉地区以外の本住吉神社の氏子を庄内地区と言います。
昔は、野寄、魚崎、横屋、田中、西青木、岡本、の6地区でしたが、
現在は、野寄、西青木、岡本、の3地区で、旧氏子の横屋地区を合わせた4地区で宮入を行います。
《だんじり基礎知識 ⑧》
日本各地に 「山車(だし)」、「山鉾(やまぼこ)」 、「屋台(やたい)」 を使った祭りはたくさんありますが、
「地車(だんじり)」 を使った祭りは近畿、中国地方の各地に見られる文化です。
豊臣秀吉の時代に出来上がってきたと言われています。
本住吉神社のだんじり祭りは、1822年(文政5年)に宮入をしていた。
1835年(天保6年)には地車を購入したという資料が残っており、200年以上続く伝統あるお祭りです。
【住吉村のだんじり】
住吉村9地区の内7地区がだんじりを所有していましたが、太平洋戦争の空襲にて、
西、茶屋、住之江、呉田地区のだんじりは消失してしまいました。
その後、各地区町民の手により改修や購入が行なわれ、今の例祭を復活させました。
まだ住吉村が神戸市に合併されてない時代。
昭和25年に神戸市と合併し、今の住吉町(東灘区)になりました。
現在の、「住吉地車(だんじり)祭り」 は以前の區割から。
【旧・住吉村とは?】
住吉村は、 神戸市と合併の時に、 非常に賢い選択をします。
近隣の村は神戸市と合併する時に、財産区をつくりました。(御影、魚崎、本山、深江など)
財産区とは地方公共団体ですので、お金を使う時には市長の決済が要るのです。
住吉村の人達は、 住吉村自身でお金を使うことにこだわりました。
ですから、 住吉村は財産区にはせずに、 住吉学園という財団法人をつくり、
そこに旧住吉村の財産を全部集めました。
それにより神戸市の決済なしで、お祭りやだんじりにも自由にお金が使えるのです。
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