骨董的価値?木製氷冷蔵庫
9月
19日
木製氷冷蔵庫が普通の家庭にまで行きわたるようになったのは第二次大戦後の昭和30年代!
この頃、木製氷冷蔵庫を持つ家庭はごく一部で、近所で持ってる家庭でよく見せてもらったことが・・・
人工的に作られた氷もこの頃復旧してきて、氷自体も木製氷冷蔵庫と同じく珍しいものでありました。
私の実家はもちろん木製氷冷蔵庫は無く、井戸水を使っていたので井戸に吊るして冷やしていた思い出があります。
【木製氷冷蔵庫の歴史】
明治10年代に人造氷の製造が始まるが、まだ氷水用だった。魚の輸送などに利用されるようになるのが明治30年代、
国産の冷蔵庫が発売されたのは明治41年で、それでも冷蔵庫の普及は進まなかった。
高価だったこともあるが魚貝が中心の食事で、しかも新しい魚が簡単に手に入るためさして必要を感じなかったから。
氷冷蔵庫が普通の家庭にまで行きわたるようになったのは、第二次大戦後の昭和30年代。
電気冷蔵庫も昭和5年に国産がはじまっていたが当時は家が一軒建つほどの金額だったこともあって、
ごく特別なもので、電気冷蔵庫が一般家庭にまで普及したのもやはり昭和30年代から。
つまり氷も電気もほぼ同じ時期、それが50年代に入ると電気が氷を圧して急速に伸び、
53年にはついに普及率99%に達したとのこと。