3月24日(火)、獺祭蔵元・桜井社長より重大な発表がありました! それは、「獺祭50」 の製造中、原料米はalc山田錦のはずが、ちょっとした事故で、 コシヒカリが25%以下だが、混ざり込んでいることが判明したとのこと。 その混ざってしまった酒の製造本数は、約1万4,000本。 桜井社長としては、こんな 「イレギュラーな獺祭」 は出荷したくないが、ただでさえ市場は品不足状態で、 さらに1万4,000本も欠品させるわけにはいかない! そこで桜井社長が出した答えは、『獺祭50・純米大吟醸』 として出荷せずに、「番外品の今回限りの獺祭」として、 「純米大吟醸」 とは名乗らず、『獺祭50・初心』 という銘柄で出荷することにしました。 通常、獺祭はすべて納入されてくる山田錦を検査して使用するが、今回、納入先の農家を信用していたため、 心に隙ができたのか、そのまま使用してしまった。 そのため、「これからは初心に戻って造ります!」 と言う意味を込めて、『初心』 と命名した。 私が 「さすが!」 というのは、「コシヒカリが25%以下混入していた!」 と判明した時、黙っていれば誰も分からないし、 麹米の方ではなく掛米の方での混入だったので、ハッキリ言って人間の舌では絶対に味の変化は分からない! しかし、それをこうして 「公式に発表する!」 という、桜井社長の潔さである!! 良い意味で獺祭はまた品格を上げたと思う。 =酒友のブログより= 【画像は4月18日に酒友で開催される 「獺祭の会」 出品酒です!】 「イレギュラー酒・初心」 「低alc試験醸造酒・試」 「等外・山田錦 試験醸造酒」 「最高ランク酒・磨き その先へ(定価で32,400円!)」 「遠心分離23」 など、全12種類が飲み放題!!