鏡開きの 「開き」 は 「割り」 忌み言葉(いみことば)です。 前のブログでも説明したように、 鏡餅をこまぎれにする、鏡開きの風習は手や小槌などで割るのですが、 “割ったり” “切ったり” することは、武家社会では縁起が悪く、 「開き」 という縁起の良い言葉を使うようになりました。 酒樽を “鏡割り” と呼ぶ事がありますが、これも現在では結婚式の披露宴や、 祝宴の席などでは非常に縁起の悪い言葉になるので使いません。 ★どちらも 『鏡開き』 と呼ぶのが正しいようです。