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四季織々〜景望綴

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美しい日本語を再発見!!

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美しい日本語を再発見!!
     ◇美人の日本語◇
      山下 景子:作 
     幻冬舎
 
  一年365日と閏の毎日に美しい日本語で名前が付けられています。
  日本語がこんなにも美しいということに再発見させられます。
  毎日1ページずつ読んでいくと、日めくりカレンダーのようです。
  今年も十一月になりました。


  11月1日は「霜降月〜しもふりづき」女神の贈り物
  旧暦では一二月半ばで、霜が降る時期です。
  霜を降らす女神は「青女〜せいじょ」というのだそうです。
  十一月の異称は、神楽月、雪待月、風寒、神帰月〜出雲に行っていた神さまたちが帰ってくる月です。
  来るべき寒さに備えつつも、その表情を楽しむことを、人々は、忘れてはいませんね。

  神さまが出てきましたので、もうひとつ。
  秋の神さまは「竜田姫〜たつたひめ」
  これは十月十七日のことばです。
  春は、佐保姫〜さほひめ、夏は、筒姫〜つつひめ、冬は、うつ田姫。
  都を囲む山々のうち、東の山には春、南の山には夏、西の山には秋、北の山には冬の神が住んでいるという中国の考え方に基づいています。
  中国の四季をつかさどる神は、男性の神(青帝、炎帝、白帝、黒帝)なのですが、日本は、女神です。
  平安京の西には、竜田山がありました。
  そこに住んでいる竜田姫は、染色と織物が得意なのだそうです。
  錦織りなす野や山のみごとな色彩は、竜田姫のしわざというわけです。〜本文より抜粋
 
  美しい日本語と秋の風景に触れてこころを豊かにできる本です。
 
#エッセイ #コラム #本 #詩 #読書

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Toshiaki Nomura
Toshiaki Nomuraさんからコメント
投稿日 2008-11-01 09:56

水に続いて言葉も売られるようになったんですね。


水産業の次は言葉産業なんでしょうか・・・。
今の日本語はめちゃくちゃだからなぁ・・・。

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keimi
keimiさんからコメント
投稿日 2008-11-01 23:22

言葉は、とても奥が深いですね。

ずっと信じていた言葉の意味が真逆だったりします。
最近は、何でも辞書で調べるようにしています。
すると、また新たな新発見があります。

我が家には、家族だけにしか通じない造語もたくさんあります(笑)

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ファルコン
ファルコンさんからコメント
投稿日 2008-11-01 10:16

オランダでは、未だに昔の本がそのまま読めると聞いています。

日本ではわずか100年ほど前の文章さえ、解読できない状況です。
特にいまは、女子高生の使う言葉を理解出来ないと「おくれてる」とバカにされる時代。
四季や自然を愛でた言葉が消えてゆくのは、寂しいかぎりですね。

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keimi
keimiさんからコメント
投稿日 2008-11-01 23:27

「桜物語」を書いた時になるべくカタカナを使わないように気を付けました。カタカナを漢字で表現する難しさを実感しました。

日本人は、新しいもの好きなので、古きよきものが忘れられていくのでしょうか?

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