岩魚太郎の夢判断
11月
1日
最近夢を見ることが多い。
友人のF氏な感化を受け、フロイドの「夢判断」(高橋義孝訳)の本を読んだ。
難解で完読を果たせなかった。
昨夜(10/31)久しぶりに居酒屋で奇しくもF氏に会い、完読しなかった「夢判断」の言いわけを、酒の肴で論議した。
夢判断を完読しなかった悔しさかも知れないが、最近頻繁に夢を見る。
今日11月1日(金)の明け方、Android(アンドロイド)の夢をみた。
Android(アンドロイド)とは、Googleが開発したモバイルオペレーティングシステムであるが、私の夢の中では、半導体「最新集積回路」のハードに変身していた。
その夢の集積回路を、PCのメイン基板であるIntelのCPUがついている位置に、必死で取り付けようとしていた。そうすれば、驚異的な演算速度のPCが実現できる。
しかし取り付けることができない。
何としても取り付けることができない。
そこで夢から覚醒した。11月1日(金)午前5時30分である。
同日6時頃、私はPCの前に座った。
ちなみに私は、現役時代弱電関連の企業に在籍、ノートPC・携帯電話等の生産に
も従事していた。私の夢を私自身どう判断するかを思考した。
私の夢の「夢判断」の試みである。
私の夢の起因は三つの現実がある。
一つ目は:PCや携帯生産の関与していたこと。
二つ目は:Android(アンドロイド)の知識があったこと。Androidは、20億人を超える人が利用しているソフトである。私の夢では、このソフトを、集積回路のハード‐ウェア【hardware】に置き換えている。
三つ目は:私はシナリオや小説を投稿サイトに投稿している。
私の夢は、アンドロイドが集積回路のハード‐ウェア置き換わり、必死で取り付けようとしている集積回路が、私のシナリオや小説であると推測した。
取り付けられない集積回路=投稿しても入選しない私の作品。
取り付ける技術がなく必死で取り付けようともがいている私=入選の夢を実現しようとして落選しても投稿を繰り返す私……
私の意識下の意識、苦悩して、もがきながら創作した私の作品、入選の夢がかなわない私の苦悩が、集積回路を取り付けられない夢となって現れた。
生きている過程での中で、プロ野球選手になりたいという夢、芥川賞をとりたいという夢、オリジナルシナリオがTVドラマとして放送される夢等々……
夢の意味を広辞苑で見た。
睡眠中に持つ幻覚。(以下中略)精神分析では、抑圧されていた願望を充足させる働きを持つとする。
はかない、頼みがたいもののたとえ。夢幻。(以下省略)
空想的な願望。心のまよい。迷夢。(以下省略)
将来実現したい願い。理想。(以下省略)
①②③項は、幻覚・夢幻・ 迷夢・とある。幻覚は実現できない。
④項だけが、願い(願望)理想とある。高校野球球児の2019年ドラフトを含めプロに入団した球児51名、三年生の高校球児は48.800名÷51名=956名に一人の狭き門である。高校球児48,800人全員がプロを目指してわけではないと思うが、願い(願望)理想は厳しい。
オリジナルシナリオがTVドラマとして放送される夢が、取り付けられない集積回路の幻想であるとするならば……高校球児の51名になることは、夢「幻想」でしかない……