-
投稿日 2023-08-21 08:25
神戸:ファルコンの散歩メモ
by
ファルコン
同属の「ヒメクモヘリカメムシ」に良く似た形態だから、和名に「ニセ」を冠しているカメムシ目(半翅目)ホソヘリカメムシ科ヒメクモヘリカメムシ亜科の【ニセヘリクモカメムシ】です。2番手に登録されただけで、人間界の都合で「ニセ」というかわいそうな名称が付けられてしまいましたが、新しい名称を付けてあげればよか...
-
投稿日 2023-08-20 08:25
神戸:ファルコンの散歩メモ
by
ファルコン
8月も後半に入り、住居地周りの【クマゼミ】の鳴き声も、少し小さくなってきたようですが、カメムシ目(半翅目)セミ科に分類される【クマゼミ】を見つけることができました。成虫の体長は60-70ミリほどあり、日本特産種の大型のセミで、日本産のセミの中では、「ヤエヤマクマゼミ」に次いで大きな体をしています。翅...
-
投稿日 2023-08-18 08:25
神戸:ファルコンの散歩メモ
by
ファルコン
淡い黄褐色地に茶褐色の翅模様がとても特徴的できれいな、開帳30ミリほどのチョウ目(鱗翅目)ツトガ科ノメイガ亜科の【ワタノメイガ(綿野螟蛾)】です。幼虫は「ムクゲ」、「ワタ」、「フヨウ」、「オクラ」、「タチアオイ」、などのアオイ目アオイ科植物の葉を巻いて、中で葉を食害します。若齢幼虫の色は乳白色。体長...
-
投稿日 2023-08-15 09:25
神戸:ファルコンの散歩メモ
by
ファルコン
成虫になる「蝶」や「蛾」がいるということは、完全変態ですので、幼虫段階があります。鳥などから狙われても、躊躇させるような毛と配色が特徴的なチョウ目(鱗翅目)ドクガ科 マイマイガ属 の【マイマイガ(舞舞蛾)】の幼虫がいました。時期的に各種幼虫との遭遇は遅いように思えますが、猛暑日等の気温との関連があるのかもしれません。幼虫は典型的な毛虫で、頭部には1対の縦長の黒斑があり、目玉のように見えます。背面には目立つ二列の点が並んでいます。この点の色は個体にもよりますが頭寄りの5対のみ青、それ以降の6対は赤くなるものが多いようです。成長すると体長60ミリほどになります。幼虫には1齢幼虫にのみ毒針毛があり触...
-
投稿日 2023-08-14 08:25
神戸:ファルコンの散歩メモ
by
ファルコン
昨日のきれいな赤紫色の翅のチョウ目(鱗翅目)ツトガ科ノメイガ亜科の【アメリカピンクノメイガ】の幼虫の食草がシソ科とのことで、再会を期待してプランターに植えられていますサルビア類を眺めておりましたら、今度はチョウ目・シジミチョウ科・ヒメシジミ亜科の【ヤマトシジミ】が吸蜜に訪れ、花の中心部に頭から突っ込...
-
投稿日 2023-08-13 08:25
神戸:ファルコンの散歩メモ
by
ファルコン
全長10ミリ、全開帳幅10ミリほどの小さな飛翔物体でひらひらと飛んでいましたので、【ヤマトシジミ】かなとしばし飛翔を眺めておりました。葉の裏側に留まったところをうまく捉えることができました。赤紫色の翅の色から初見ではチョウ目(鱗翅目)ツトガ科ノメイガ亜科の「マエベニノメイガ」かと思いましたが、本体の...
-
投稿日 2023-08-12 08:25
神戸:ファルコンの散歩メモ
by
ファルコン
レンズを向ける前には、翅をたたんでいましたチョウ目(鱗翅目)シジミチョウ科ヒメシジミ亜科の【ヤマトシジミ】でしたが、シャッターを切った時には翅を広げていました。【ヤマトシジミ】の翅は、後胸背部には後翅がつき、前翅は直角三角形型、後翅は楕円形型です。雌雄で翅色が異なり、「オス」の翅表は青色から青白色で...
-
投稿日 2023-08-11 09:05
神戸:ファルコンの散歩メモ
by
ファルコン
力強い飛翔で、一気に4~5メーターは上昇力があるハエ目(双翅目)ムシヒキアブ科の【アオメアブ】です。体長30ミリほど、体色は黄褐色で、美しい緑色の複眼を持ち、脚は黒色で、すねの部分が鮮やかな黄褐色をしています。名称の由来ともなっています「青い目」ですが、複眼の色は光線の加減によって赤色や緑色に変化し...
-
投稿日 2023-08-10 09:05
神戸:ファルコンの散歩メモ
by
ファルコン
黄緑色の体と水滴型で透明な二対の翅もつアミメカゲロウ目(脈翅目)クサカゲロウ科 の【アミメクサカゲロウ】です。「クサカゲロウ」の名は、その草色の体色や、臭いためである(「くさ(い)」カゲロウ)とする説がありますが、成虫がくさい匂いを出すのは、日本ではクサカゲロウ属やプレシオクサカゲロウ属、キントキクサカゲロウ属などの一部の種であり、多くの種は悪臭を出しません。クサカゲロウ科は世界に87属1300種ほどが分類されています。大きく3亜科に分けられ、その中でも一般的なグループであるクサカゲロウ亜科はさらに4族に分けられています。このうち日本に分布するのは2亜科(クサカゲロウ亜科では4族のうち3族45...
-
投稿日 2023-08-09 08:25
神戸:ファルコンの散歩メモ
by
ファルコン
保護色的な色合いの枝の間にいました、カメムシ目(半翅目)ヨコバイ亜目(同翅亜目)セミ科に分類されるセミの一種【アブラゼミ(油蟬・鳴蜩)】は、褐色の不透明な翅をもつ大型のセミです。体長は60ミリ程度 で、「クマゼミ」より少し小さく「ミンミンゼミ」と同程度です。頭部は胸部より幅が狭く、上から見ると頭部は丸っこい。体は黒褐色から紺色で、前胸の背中には大きな褐色の斑点が2つ並んでいます。セミの多くは透明の翅をもちますが、【アブラゼミ】の翅は前後とも不透明の褐色をしていて、世界でも珍しい翅全体が不透明のセミです。鳴き声は「ジー…」と鳴き始めたあと「ジジジジジ…」とも「ジリジリジリ…」とも聞こえる大声が1...