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投稿日 2022-05-04 18:59
猫の揺りかご Blog
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hotaru
私が送ったメーデーに、 あなたは気づいてくれるだろうか。 わずかばかりの期待はまるで、 今にも割れそうな薄氷(うすらひ)のようで。 すがりつくこともできずに、 私は絶望の淵に沈んでいく。 AIを駆使した科学技術が発展する 世の中だというのに、 人間(ひと)が他人(ヒト)の心を 理解するのは難しくて、...
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投稿日 2022-04-09 11:14
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hotaru
Twitterで「いかにその物語を凝縮した言葉を持ってくるかが、 言葉選びの難関であり、楽しみであり」と書かれている方がいて、 激しく共感した。 タイトルってある意味「象徴」だと思ってるから、 「〇〇が××して〜しました」ってのはちょっと興醒めしてしまう。 タイトルで内容わかっちゃうから、 むしろ読...
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投稿日 2022-04-07 13:52
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hotaru
タカマ二次小説「夢で逢えたら」の改訂版で、初版にはない嗅覚の表現を加えたのは、この作品の影響です。【MAD】るろうに剣心 追憶編『花冠』剣心の記憶に残る白梅香のように、颯太の記憶にたゆたう香りを描きたかった。...
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投稿日 2022-03-19 10:17
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ガンダム見たことないけど、 曲聴いてるだけで、 すごく仲の良いふたりが次第にすれ違って 敵対するストーリー性を感じるし、 そういう小説を書きたくなる。...
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投稿日 2022-02-20 22:30
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雪道に所狭しと露店が並び、 そのあちこちで、色とりどりのネオンのようにきらびやかな飴が売られている。 真っ赤なコートに身を包み、買ったばかりの飴を頬張りながら、千鶴は笑う。 「これでもう、今年は風邪を引かないね」 この地域に昔から伝わる言い伝え。 旧正月の今日、祭りで買った飴を舐めると、その年一年、...
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投稿日 2022-02-20 12:23
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希望を失い、反旗を翻した堕天使は、 幸せの象徴である カエルのペンダントだけは手放せず、 まるで鎖のように自分の腕に巻きつける。 (ここは、とても暗くて寒いから……) 温もりも光も届かない。 だけど希望だけは失いたくないのだと、 祈りにも似た矛盾を胸に空を仰ぐ。 (このままでは終わらせない……) こ...
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投稿日 2022-02-19 22:01
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金木犀の匂いが漂う庭で、 炭酸水を口に含む。 不安定な秋の空は、 心の中を映しているかのようで。 オレンジ色の花が風に揺れる度に 千紘の心はざわめく。 「いつまで続くのかな」 この不条理で混沌とした日常は。 (早く、帰りたい……) そんな想いを、 しゅわしゅわとした泡とともに一気に飲み干す。 空...
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投稿日 2021-12-25 10:47
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hotaru
ほんとにこの曲、 作品全体のイメージにぴったりなんだ。 タカマ二次小説のいろんなキャラに合う。 那智から那智へもそうだし、 柊から美舟へも成り立つし。 美舟自身が歌っているようにも思えるし。 都(リューシャ―)になかなか戻ってこない颯太と、 彼を捜しに来た那智に当てはめることもできる。 橋姫の策略に...
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投稿日 2021-12-25 09:36
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久々の小説談義。 執筆中のタカマ二次小説に出てくる歌について。 全国優勝を果たす歌とはどんなだろうと、 合唱曲ジプシーをする一方で。 「あの人」に届く歌とはどんなだろうと、 あれこれ考えを巡らせていた。 前者を優先させて曲選びをすると、 後者が成り立たない。 後者を優先させようとすると、 そもそも合...
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投稿日 2021-12-15 00:48
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Twitterで「話を書くとき頭に映像が浮かぶ?それとも情報だけが浮かぶ?」との質問を見かけたので……。私の場合は文字と映像です。文字から浮かんだインスピレーションをいかに映像として描写できるのかを考えるとともに、映像として浮かんだ光景をいかに言葉として落とし込むのかに心血注ぎます。...