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投稿日 2014-04-25 21:27
神戸:ファルコンの散歩メモ
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ファルコン
物語の舞台は、文化13(1816)年頃の第11代将軍徳川家斉の治世です。 江戸は千駄木町の庭師一家「植辰(うえたつ)」で、浮浪児として7歳の時に親方の<辰蔵>に引き取られ、修業中の<ちゃら>が主人公です。 生まれた在所も名前も分からない孤児として、「ちゃんちゃらおかしい」が口癖で、そこから<ちゃら>...
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ロサンゼルスは少なくなったとはいえ、アメリカの中ではまだまだ日本人が多い都市で、日本語を必要とするサービスが多く存在します。 ロサンゼルスダウンタウン地区には小東京があり、日本食レストランや食品店などが立ち並んでいます。 そこから1ブロック離れたところにはなんと日本の図書館まであるんです。 当然ここ...
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投稿日 2014-04-22 21:27
神戸:ファルコンの散歩メモ
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ファルコン
本書は東京湾北部、埋立地の「お台場」と呼ばれる島を中心とする臨海副都心部が直下型の地震を受け、東京は絶滅的な打撃を受けてから4年後が舞台となっています。 ある日、元刑事の<巽丑寅>は、黒人の少年<丈太>と出会い、震災直後に姿を消していた無国籍と呼ばれる子供たちが、急に街で見かける機会が多くなったこと...
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投稿日 2014-04-20 21:27
神戸:ファルコンの散歩メモ
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ファルコン
自衛隊員として日本の防衛を守るべく特殊部隊「バッドボーイズ」を編成・訓練していた<河合斌(たけし)>は、北朝鮮の工作船に対しての作戦を否定され自衛隊を辞め、フイリピン・ダバオ市にてダイバーズショップを経営する傍ら、地元マフィアからの依頼の仕事でも「正義」があるとおもわれる汚れ仕事をこなしていました。...
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投稿日 2014-04-18 21:27
神戸:ファルコンの散歩メモ
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ファルコン
これはなんとも「痛快な」構成で、犯罪ミステリーの範疇なのですが、娯楽小説としての構成も見事で、楽しめました。 登場人物たちはどうしようもない最低の人間たちなのですが、結末が見えない中、最後まで一気に読ませてしまう面白さがありました。 サウナの受付のアルバイトをしている<赤松寛治>は、60歳。5年前に...
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投稿日 2014-04-17 15:29
つれづれなるままに
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高橋京太
本稿メルマガ紹介の第1号は、 「本のソムリエ」さん。 この方は毎日のようにメルマガで良質な本を紹介されています。 今回の紹介本は、 「ヴァージン─僕は世界を変えていく」 (以下がメルマガの内容です) ■ヴァージン・グループの創業者 リチャード ブランソンの自伝です。 ドラッグから夜這い、そして脱...
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投稿日 2014-04-16 21:26
神戸:ファルコンの散歩メモ
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ファルコン
<警視庁公安部・青山望>シリーズも、第1作目の 『完全黙秘』 から第4作目になりました。 長崎・平戸に中国人5人の射殺死体が乗った難破船が漂流するところから物語は始まります。 船内の遺留指紋から、ひとりの人物が浮き上がり、事件情報を入手した<青山>は、持ち前の情報網を駆使して事件の調査を始めるうちに...
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投稿日 2014-04-15 15:28
つれづれなるままに
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高橋京太
島田牧師と会食。 来月は大きなイベントが控えている島田牧師。 5月初旬の日本のゴールデンウイークには COG東北教区主催の「みちのく修養会」講師としてのお仕事。 私も家族と一緒に毎年夏に回っている東北地区の教会が一堂に会しての聖会。 私の 「お母様」 「お姉さま」 「弟」 「妹君」たちに お会いでき...
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投稿日 2014-04-14 21:27
神戸:ファルコンの散歩メモ
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ファルコン
今年の読書も、切りのいい(50)冊目になりました。 少し息抜きの意味を込めて、タイトルに「神戸」が付いている西村京太郎の推理小説です。 観光会社の企画した「日本の異国」という神戸の街を巡る豪華ツアーに参加した6人の参加者の内、異人館巡りの観光中にひと組の夫婦が姿を消し、二日後に夫が半径25メートルの...
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投稿日 2014-04-13 21:31
神戸:ファルコンの散歩メモ
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ファルコン
主人公の<矢上>は、タイトルでは「教授」となっていますが、実際は70歳のミステリーファン、生物総合学部の担当の日本古典文学担当の非常勤講師です。 舞台は夏休み中のとある大学の取り壊し寸前の5階建ての研究棟が、大雨と落雷で停電、エレベーターも止まり携帯電話も使えない中、非常階段も開かない状況で、見知ら...