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投稿日 2014-11-24 21:31
神戸:ファルコンの散歩メモ
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ファルコン
主人公南町奉行の同心<尾上源蔵>は、人呼んで「神鳴り源蔵」と呼ばれる切れ者です。<お清>をはじめ歳の似通った町娘が、武家屋敷に奉公との名目で姿を消してゆくのを不思議に思った<源蔵>の手下の<竜吉>は、仲間の<六助>と娘を乗せた駕籠を追うのですが、見失った上に<六助>までもが消息を絶ってしまいます。岡...
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投稿日 2014-11-23 21:27
神戸:ファルコンの散歩メモ
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ファルコン
何とも不思議な時間軸の流れの中に色々な伏線が埋め込まれているのですが、後半になり一気に花開く感がある一冊でした。舞台は、東京のとあるビルの地下にある<柳井>がバーテンをしている小さなバーです。会社に勤めながら漫画家として活躍してる<立石春奈>は毎週火曜日、絵画教室に出向く前にちょっと寄り、56歳で常連の自称早期退職者<炭津(西島)>と飲むのを楽しみにしています。この<炭津>は実は幽霊で、14年前の交通事故で56歳で亡くなっているのですが、以前から<柳井>は<炭津>が幽霊だと知りながら<春奈>との会話に耳を傾けています。ある日<春奈>は自分が5歳の頃に起こった札幌の自宅の火事についての推理を、名...
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投稿日 2014-11-20 21:31
神戸:ファルコンの散歩メモ
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ファルコン
女であることを隠し、伊勢崎町の船宿の看板船頭を務める<弥生>は<弥吉>と名乗る19歳です。江州杜下の大名<来栖家>の孫に当たる彼女は、跡目争いのお家騒動から逃れるために身分を隠し、叔母夫婦が営む船宿『松波屋』に身を寄せています。この『松波屋』の裏稼業が、金子と引き換えに江戸から姿を消させる「とんずら...
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投稿日 2014-11-18 21:28
神戸:ファルコンの散歩メモ
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ファルコン
主人公<水上草介>は20歳で薬草栽培や生薬の精製に携わる小石川御薬園の同心となり、2年が経過しているところから物語は始まります。のほほんとした性格からまわりの者からは<水草>と呼ばれていますが、人並み外れた草花の知識を持ち、押し葉を趣味とする人物です。この御薬園は西側は芥川家、東側は岡田家が治めてい...
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投稿日 2014-11-16 21:27
神戸:ファルコンの散歩メモ
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ファルコン
バツイチ女性<エリコ>が中学生の娘<エリコ>を育てながら、三味線の世界にのめり込んでいく
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投稿日 2014-11-16 08:00
日々是勉学
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らっち
2014年10月の読書メーター読んだ本の数:20冊読んだページ数:4375ページナイス数:130ナイスTouchdown (タッチダウン) 2014年 11月号 [雑誌]の感想16チームから8チーム編成になった関東大学リーグはやはり面白そう。観に行きたい。関西は下馬評が低かった立命館の記述が多い。やっぱり強いんだろう。関東・関西以外の大学リーグも記事が多くなったので、興味が出てきた。読了日:10月1日 著者:マツ☆キヨ: 「ヘンな人」で生きる技術 (新潮文庫)の感想気になった箇所:「必ず壊れる」というのは人工システムの定義だと言ってもいい/すごく怖いのは、自分の理解できるもの、自分と同じ意見の...
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投稿日 2014-11-14 23:10
絵日記綺譚
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もうひとりのまこと
別冊マーガレット 2014 12月号本日は13日に買い忘れた毎月13日発売『別冊マーガレット』12月号を今頃購入した私です。有隣堂で購入する積もりだったんですけど、くまざわ書店で購入しました~銀魂の新刊だって山積み状態だし此処の書店で売り上げ延ばして居る本って何だろう?と思ってしまふ…(ノ_<。)今月号はアルコ&河原和音先生の『俺物語!!』の表紙&巻頭カラー!!!最近『俺物語!!』が面白くって面白くって其して何故か感動してコミックス揃えようかな?と思ってしまう程です。他の別マ作品も読んで居ますけど『俺物語!!』は特に面白い!!!ま、絵柄は少女漫画らしかぬ感じですけどね(^^)あと目黒あむ先生の...
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投稿日 2014-11-14 23:00
絵日記綺譚
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もうひとりのまこと
TIGER&BUNNY8/榊原瑞紀本日は会社の帰りに蒲田アニメイトで11月10日発売の『TIGER&BUNNY』8巻を本日見付けて手に取りました。他の漫画本は火災警報器を取り付ける際に大半な漫画本はBOOK・OFFへ売り飛ばしちゃったんで此の『TIGER&BUNNY』は一瞬迷いましたが購入する事に…...
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投稿日 2014-11-13 21:31
神戸:ファルコンの散歩メモ
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ファルコン
ゴールデンエッグス社主催のミステリー新人賞を、元人気俳優の<向坂祐一郎>が受賞、200万部を超えるベストセラーになります。小説家を目指す<岡田平助>は、この<向坂>の小説が、自分が過去に応募し、≪小説家の道≫というサイトに掲載したものと同じで、盗作だと知ります。見逃すわけにはいかない<平助>は、ゴー...
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投稿日 2014-11-11 21:31
神戸:ファルコンの散歩メモ
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ファルコン
本書は2011年第144回直木賞の受賞作ですが、著者は2013年の『櫛挽道守』で、今年度の「第9回中央公論文芸賞」・「第27回柴田連三郎賞」・「第8回親鸞賞」を同時受賞しているということで興味を持ちました。文明開化に踊る明治10年、根津遊郭にある「美仙楼」を舞台として物語は始まります。武士の次男とし...