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807. 改めて、アスピリンの飲み方

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807. 改めて、アスピリンの...
子宮に血栓が起こりやすい異常
があった場合、
アスピリン治療が基本ですが、
改めて、

いつから?
いつまで?
飲む量は?
注意点は?
について説明します。


(いつから?)
基本はタイミングをとったとき、
また、移植した日からです。
移植前から飲むと、
移植操作中に子宮口から
出血する可能性があり危険です。

(いつまで?)
基本は妊娠28週までです。

(飲む量は?)
検査値と体重により適量が決まりますが、
検査の異常値のレベルが低く、
体重がほぼ平均的な場合、
バイアスピリン100mgを2日に1回1錠
が基本です。
量が多すぎると出血しやすくなり、
また、血管収縮が起こり、
治療効果が弱ってしまいます。

(注意点は?)
アスピリンを飲む目的は、
血栓予防のためですから、
同時に、
水分をこまめに1日1.5リットル以上
飲んでください。

また、妊娠中に
生理の2日目以上の出血があったら、
自分の判断で、即、服用中止してください。
飲み続けると子宮内に血腫ができて、
胎盤が剝がれてしまう危険があります。

服用を中止しても、
アスピリンの効果は1週間ぐらいあります。


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