「しょう・ろう・びょう・し」
仏教の教えの一つです。
人生は
思い通りにならないものであり、
人生には
生きる苦しみ、
老いる苦しみ、
病む苦しみ、
死ぬ苦しみ
の四苦があり、
人生は
苦しみばかりであるという教えであり、
その苦しみから逃れるには、
「いろいろな知恵が大切である」
という教えです。
苦しいことが普通なのだから、
何気ない日常を過ごせることが、
いかに幸せなことか。
先日、父が91歳で他界しました。
その時の住職が
説法してくれました。
コロナ禍の今、
心に沁みてくる教えでした。
先日、関節リュウマチの持病を持ち、
不育症、着床障害の方が、
1日で3人来院されました。
同じような方は時々受診されていますが、
1日で3人は、ちょっとびっくりでした。
関節リュウマチは自己免疫病ですから、
免疫の暴走により、
免疫的な炎症が関節に発生する病気です。
このような方は、
免疫の暴走が子宮にも発生している可能性が
高いのです。
子宮内膜ポリープそのものが、
着床不成功、流産の原因である可能性は
それほど多くはありません。
子宮内膜ポリープができる原因が、
着床不成功、流産の原因でもあるからです。
子宮内膜ポリープを手術で取ったとしても、
子宮内膜内に炎症があるために
ポリープができている場合が多いので、
その炎症の程度と種類を検査して、
それを治療することが根本治療になるのです。
そのためには、
詳細な同種免疫異常の検査が
必要です。
その異常に対しての
適切な治療が
赤ちゃんを授かる道ですよ。
慢性子宮内膜炎の診断により、
抗生物質、乳酸菌治療、
抗リン脂質抗体陽性、
凝固12因子、プロテインS低値により、
バイアスピリン、ヘパリン治療
各種サプリ、漢方治療、
以上の治療のみで、
不成功、流産が続いている方は、
生殖ストレスの心理検査と、
詳細な同種免疫異常の検査
に基づいた、
精神(場合により薬物)治療、
ピシバニール・ステロイド治療
により、
赤ちゃんを出産できる可能性が
ありますよ。
やっと猛暑が終わり、
秋の気配を感じます。
コロナ禍でストレス
いっぱいですが、
空を仰ぐと、
落ち着きます。
秋の夕暮れは
本当にきれいですね。
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