妊娠反応が陽性、数日後に再度検査しても陽性、
しかしその後、一週間前後ぐらいで、
いつもの生理の量か、あるいは、それ以上の出血が起こり、
「化学的流産です。」
と診断されたとします。
「化学的流産は、普通の流産ではないですから、
流産と考えなくてもいいですよ。」
あるいは、
「化学的流産は、流産一回とカウントしないでください。」
と、言われませんでしたか。
この考え方は、数十年前の、
「流産したのは、赤ちゃんが弱かったから流産した
と考えてください。自然淘汰ですよ。
どうしようもなかったことですよ。」
「ですから、流産したことは忘れてください。
早く次の妊娠をすることが一番の薬ですよ。」
という考え方と類似していると思います。
化学的流産は、
妊娠成立後の早い時期に起こったという流産なのです。
その原因については、もちろん、
運命的な胎芽の染色体異常による確率が
最も高いと考えられていますが、
それが繰り返すという確率は低いのです。
ですから、普通の流産、あるいは化学的流産を
繰り返して経験されたならば、
「不育症」 と考えられるのです。
化学的流産には、
着床直後の早い時期に発生する
特殊な原因によるものがあると思われます。
その主なものは、
精神的、免疫学的な原因によるものと考えられます。
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