36. 喜びと悲しみの瞬間:不安と緊張のクリニック(3)
6月
4日
「このクリニックは、これで卒業ですね。」
多くの不育症患者さんは、
初診のときとは見違えるほど、
生き生きとした表情をされて、
このクリニックを去っていかれます。
お腹の中には、危険な時期を無事に乗り切った、
力強い赤ちゃんを宿しているのです。
このようなとき、
私とスタッフ一同も、
大きな喜びを分けていただいています。
このときのために、
いっしょに、何とか、乗り切ってきているのですから。
日々の不安と緊張の先には、
いつかは、
確かな喜びが待っていてくれるのですから。
投稿日 2009-06-06 02:01
ワオ!と言っているユーザー