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818.ストレスを分解する

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818.ストレスを分解する 818.ストレスを分解する
ストレスとは、
外からの刺激(ストレッサー)に対しての
生体の反応(ストレス反応)のことです。

ストレスの程度と反応時期よって、

まずは交感神経の緊張が起こり、
アドレナリン(ホルモン)が放出され、

次に
時間経過とともに、
グルココルチコイド(ステロイドホルモン)
の放出が起こります。

免疫細胞の多くは、
アドレナリンや
グルココルチコイドによっても
支配されています。


そして、
ストレスの経時的な変化によって、

急性期(ショック相)は
免疫力が極端に低下します。

その後、
刺激が続くと生体の抵抗力は逆に高まり、
免疫力は強くなってきます。

しかし、
刺激がさらに長く続くと、
生体の抵抗力は低下して、
免疫力は急速に低下してしまいます。


胎児細胞は半分異物ですから、

免疫力が強すぎても
(拒絶、アレルギー等)、
免疫力が弱すぎても
(細胞増殖因子低下、感染等)
正常な妊娠には不利になりますので、

ストレッサーに対する
ストレス反応を緩和することが
非常に重要なのです。


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