793. 不育症で流産したら流産物の染色体検査する
11月
17日
その後も流産を繰り返されたら、
流産物の染色体検査が保険でもできますよ。
保険の場合、費用は約1万円です。
ただし、
保険で検査をできる施設は、
過去に流産物の染色体検査を自費で
20回以上されている医療施設であり、
保険診療を申請した施設に限定されています。
一般的に、
流産物の染色体検査が可能な施設は、
不育症の原因究明に熱心な施設の可能性が高い
と考えられます。
この検査をすれば、
流産した原因が
染色体異常という卵の異常(運命)によるものか、
染色体正常、つまり卵は正常で
子宮環境の異常によるものか、
はっきりするからです。
夫婦の染色体検査と比較して、
流産物の染色体検査は、
直接的な原因がわかるため、
非常に重要な検査ですよ。
詳しくは、当院ホームページの
「注目ブログ」の中の
「染色体検査」を見てください。