原因不明の不育症に対する画期的な治療法として、
約40年前に、
夫リンパ球免疫療法と、白血球輸血療法が
開発され、
約30年前に、
人免疫グロブリン療法が開発されました。
その後の多くの臨床研究において、
人の血液製剤による感染症(エイズ感染)等の
危険性と、
治療対象・治療方法の世界的多様性による
有効性の疑問により、
ほとんど治療法として使われなくなっていました。
今年の6月、
日本の山田秀人先生らのグループが
「人免疫グロブリン大量静注療法が
原因不明の不育症の治療法として有効である」
可能性を
信頼度の高い研究方法で報告しています。
(eClinicalMedicine.2022;50,101527)
難点は、5日間連続の点滴治療であり、
費用が約100万円と高額であることです。
- ブログルメンバーの方は下記のページからログインをお願いいたします。
ログイン
- まだブログルのメンバーでない方は下記のページから登録をお願いいたします。
新規ユーザー登録へ