687. コロナ禍の妊娠
8月
28日
日本感染症学会の報告では、
「新型コロナウイルス感染によって、
胎児の異常、流産、早産、死産のリスクが、
高くなるという報告はありません。」
という内容でした。
5月の米ノースウエスタン大学からの報告では、
コロナ(COVID-19)に罹患した女性の16人中、
14人は正期産で、1人は早産、
1人は妊娠16週で子宮内胎児死亡となり、
生児出産した15人の胎盤には、
血管の異常や血栓が多く認められていた
とのことです。
「COVID-19よる胎盤血管の異常の可能性は
ありましたが、それでも現段階では、
COVID-19に感染した女性から生まれた
子どもに悪影響は及ばないものと考えられる」
と指摘されています。
いずれにしろ、コロナ禍の妊婦さんは、
十分な睡眠と栄養と、
1日1.5~2.0リットル以上の
こまめな水分補給が特に必要です。