本来、体を守るのが「炎症」の働きですが、
受精卵の子宮内への着床には、
軽度の炎症が必要であるようです。
ただ、軽度でも慢性的に炎症が続くと、
神経系(交感神経系)が敏感になり、
免疫系がバランスを壊しやすいのです。
細菌感染や、
器械的な刺激や、
精神的な刺激による
子宮内のストレスにより、
慢性子宮内膜炎を起こすと、
同種免疫異常が発生し、
免疫系が受精卵を
攻撃してしまう可能性が高いのです。
ですから、
不育症、着床障害の原因検査として、
同種免疫系の検査と
生殖ストレス系の検査
が、必要なのです。
ブログNo.590、591
も、参考にしてください。
抗リン脂質抗体(自己抗体)や、
凝固異常による
血栓形成等の検査と
治療(アスピリン、ヘパリン等)だけでは、
不十分なケースが多いのです。
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