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420. 小さなお産

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420. 小さなお産
赤ちゃんのお部屋(胎のう)が
まだ小さいときの流産は、
自然に流れてくれることがあります。

子宮の中だけのほんの短い命でしたが
自分の力だけで、
外の世界に出てこようとしているのです。

それは小さなお産のようです。


胎のうが、
産道(約4cmの子宮の頚管部)を
広げて通るとき、
普通のお産ほどではないですが、
やっぱり痛いです。

でもその多くは、
我慢できないほどの痛みでは
ありません。

2日目生理の2~3倍ぐらいの出血
があることもよくあります。



妊娠5~6週ぐらい
(予定生理日より2週間ぐらいの期間)
の出血は、あわてずに、
自然に様子をみて。

「小さなお産」 かもしれませんが、
その多くは、
「生理的な範囲の出血」 ですから。

「生理的な範囲の出血」 であるのに、
出血でパニックになると、
子宮の中のラセン動脈が細くなり、
赤ちゃんへの血液の供給が
不足してしまいますよ。


あわてない、あわてない。。。

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