不育症、着床障害であり、
10回以上の不成功を経験され、
年齢が40歳以上になり、
2回以上の卵子提供も受けられた
5人の患者さんを今までに、診ています。
アメリカ、あるいはタイで、
複数回、
卵子提供を受け、夫の精子と体外受精し、
その受精卵を自分の子宮内へ
複数回、移植されたにもかかわらず、
不成功に終わっていました。
当院の検査で、
すべての方が不安障害、あるいは適応障害ありと診断され、
身体的危険因子の治療とともに、
支持的精神療法、薬物療法を行いました。
その結果、
現在までに、
3人の方が、妊娠初期を無事に乗り切り、
当院を卒業されています。
このことより、
不育症、着床障害の治療法として、
他人の若い卵子による体外受精・胚移植が、
極めて有効であるということではなく、
ご本人の子宮内の環境をよくする治療が
必要であると思われます。
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