ウクライナ民話「てぶくろ」をカンちゃんと
11月
30日
ウクライナ民話の「てぶくろ」は、自分が子どものころから親しんでいる本。小さな手袋に動物たちが次々に入って住んでしまうという、不思議なファンタジー物語。
支援学級さんではきっと、言葉から状況をイメージする事が苦手な子がいるかもしれないなーと、思いましたが、このお話は現在戦争をしているウクライナで生まれたのだという事に触れたい思いがあり、この本を選びました。
カンちゃんが、まず出てご挨拶。
カンちゃんがしゃべり始めると、近くに来てカンちゃんを叩こうとするAくん。これは、想定内。興味が湧いている証拠です。
先生に促されて座ったAくんですが、カンちゃんに釘付けです。
でも「ウクライナのお話しを読むよ」という私の言葉に反応し、「ウクライナ、戦争してるじゃん」と、銃を撃つ真似をしながら発言してくれました。アンディ「そう、そのウクライナに、面白い昔話があるので、聞いて欲しいんだ」と、アンディ。
「それじゃあカンちゃんは、絵本を読むあいだ、聞いててね」と手さげにしまおうとする私。その時すかさずとうぜんのように、カンちゃんここにすわればいいじゃん!と、イスをすすめてくれたAくん!(優しい……ありがとう!)
しかし!私の手を抜いて1人で座らせようとするとカンちゃんは、ぐったりしてしまう!
そこで、学級の先生が、「では、私と一緒にカンちゃん、ここでみましょう」と、フォローしてくださいました。(ありがとうございます!)
絵本を読むときは、絵本に集中してほしいので、カンちゃんは、喋らせず、読みおわって、振り返りの時にまた登場しました。
どんな動物が出てきたっけー?
カンちゃん「なんだっけー」
絵本を、まためくりながら、視覚イメージをもとに思い出してみる事にしました。ところが、アンディの手が足りない!
片方の手だけでは絵本をめくりずらい!
そこですかさずまたまた、先生が、絵本をめくるフォローをしてくださいました!(本当にありがとうございます!)おかげ様でお話しの振り返りが、カンちゃんとやりとりしながらできました。子どもたちも、答えを返してくれる子がたくさんいて、先生が発言する子を決めて下さったり、カンちゃんが「それではみんなでどーぞ!」と合図して言いたい子みんなで言ってみたりで、最後まで絵本の振り返りを楽しむことができました。
Aくん、タイムリーな発言でお話しを盛り上げてくれてありがとう!
先生にもフォローしていただき、ありがとうございました!
カンちゃんとまた遊びにいきたいです。
カンちゃん「学校は遊ぶところじゃないよ!お勉強するところ」
アンディ「あそうか。じゃまた「お話し」のお勉強をみんなとしたいね」
カンちゃん「そうだね。楽しいかったね。カンちゃんのこと覚えててほしいなー。また行こうね!」